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液状食品の短波電界殺菌方法および殺菌装置

シーズコード S110007091
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 植村 邦彦
技術名称 液状食品の短波電界殺菌方法および殺菌装置
技術概要 図1は短波電界殺菌装置を組み込んだ装置全体の概略図である。図中10は液状食品を貯留するタンク、11はポンプ、12は流量計、13は温度計、14はクーラー、15は圧力計、5は短波電源であり、温度計13、13間に短波電界殺菌装置1が配置されている。図3は短波電界殺菌装置の縦断面図である。周波数10MHz~50MHzの電界を、電極表面4に設けた絶縁薄膜6を介して液状食品に印加して殺菌する。絶縁被膜6は、非粘着性かつ電気絶縁性が高い膜厚50μm以下の薄膜6を、電極表面4に密着させるか直接形成させる。殺菌処理可能な液状食品としては、高熱により変質する恐れのあるタンパク質を含むものである。電界の印加により液状食品中の耐熱性微生物を失活させ殺菌する。短波電界殺菌装置1は、2つのテフロン(登録商標)製のブロック2を合わせて構成され、ブロック2間に液状食品を通過させるための流路3が形成されている。流路3内には、この流路3を挟んで一対の電極4、4が設けられ、電極4に電界を印加するための短波電源5が結線されている。流路3と電極4とは、非粘着性かつ電気絶縁性が高い膜厚50μm以下の薄膜6によって分離されている。
画像

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研究分野
  • 原乳の品質と処理
展開可能なシーズ 交流高電界処理では、生乳や豆乳など、タンパク質を多く含む液状食品については、摩擦により液の流れが遅くなる流路壁面に電極が密着しているため、電極表面においてタンパク質が付着、凝固、焦げ付き等を生じ、殺菌処理を行うことが困難である。そこで、生乳や豆乳などタンパク質を多く含む液状食品であっても、そこに含まれる耐熱性芽胞を効果的に殺菌することができる液状食品の短波電界殺菌方法および短波電界殺菌装置を提供する。
短波電界殺菌方法および短波電界殺菌装置によれば、液状食品と電極とが直接接触しないため、電極表面のたんぱく質等のスケーリングおよびその焦げを回避し、タンパク質を多く含む牛乳や豆乳などの液状食品の連続処理が可能となる。液状食品に絶縁薄膜を介して短波帯の周波数の高周波を印加すると、通電開始後、数十~数百ミリ秒単位の短時間内に、液状食品中を流れる電流による通電加熱が行われ食品温度は120℃程度にまで急速加熱され、たとえば1秒前後の短時間、温度を保持し直ちに冷却することで、従来の交流高電界技術と同様に液状食品中の耐熱性芽胞を効果的に殺菌することができる。
用途利用分野 牛乳、乳加工品、豆乳、豆腐
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 植村 邦彦, . 液状食品の短波電界殺菌方法および殺菌装置. 特開2010-057423. 2010-03-18
  • A23L   3/01     

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