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ミヤコグサ由来のレトロトランスポゾンLORE1を用いた変異体植物の作製方法

シーズコード S110007097
掲載日 2011年12月14日
研究者
  • 廣近 洋彦
  • 深井 英吾
  • 河内 宏
  • 梅原 洋佐
技術名称 ミヤコグサ由来のレトロトランスポゾンLORE1を用いた変異体植物の作製方法
技術概要 変異体植物の作製方法は、ミヤコグサ(Lotus japonicus)内在のレトロトランスポゾンであるLORE1を利用する。LORE1は、両末端側にLTRを有するLTR型のレトロトランスポゾンであり、両末端LTRに挟まれた領域には、転移に必要な逆転写酵素及びインテグラーゼなどをコードする配列を含み、機能ドメインの並び順からTy3-gypsy型に分類されている(図)。したがって、変異体植物の作成方法として、のゲノム中にレトロトランスポゾンLORE1を含んでいる植物組織を脱分化させてカルスを形成させるステップと、このステップで得たカルスを植物体まで再分化させるステップと、再分化させた植物体を自殖して、次世代個体を得るステップと、次世代個体の自殖を繰り返すことによりさらに後代の個体を得るステップ、を含むものである。なお、LORE1又はその変異体を内在していない植物の変異体をこの方法により作製する場合には、まずLORE1又はその変異体を、対象植物の植物ゲノムに導入することが必要である。
画像

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研究分野
  • 遺伝子発現
  • 作物の品種改良
展開可能なシーズ 培養変異による変異体の作出を回避することができる、レトロトランスポゾンを用いた新規な変異体植物の作製方法を提供する。
新規な変異体植物の作製方法が提供される。レトロトランスポゾンLORE1は、配偶体的な転移様式を有するため、培養変異による変異体の作出を回避することができる。またこの特性により、再分化植物を自殖することにより得られる個々の種子がそれぞれ独立の変異を有するため、採種するだけで多数の独立の遺伝子破壊系統を作出できるという利点を有する。また、LORE1が配偶体的に転移することに起因して、培養変異による変異体の作出を回避することができるため、正遺伝学的及び逆遺伝学的解析に有用な方法となる。さらに、このようなLORE1の特性に基づき、再分化植物体を自殖することにより得られるR1種子を採種するだけで、多数の独立の遺伝子破壊系統を取得することができるという利点を有する。
用途利用分野 変異体植物作製キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 廣近 洋彦, 深井 英吾, 河内 宏, 梅原 洋佐, . ミヤコグサ由来のレトロトランスポゾンLORE1を用いた変異体植物の作製方法. 特開2010-130926. 2010-06-17
  • A01H   1/00     
  • C12N  15/09     

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