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プラズマ滅菌装置

シーズコード S110007111
掲載日 2011年12月16日
研究者
  • 関 偉民
  • 林 信哉
技術名称 プラズマ滅菌装置
技術概要 プラズマ滅菌装置の被膜電極1を微細管2に挿入し、水80を中間媒体供給手段8により微細管2に供給する。被膜電極1の針状電極11の露出部分が、水80に覆われ、且つ包囲状電極3に覆われた状態で、パルス電源5より非常に短時間(0.5~2μsec)でパルス幅の非常に短い大電力を発生させることで、針状電極11と包囲状電極3との間でバリア放電が発生する。このバリア放電は、放電開始地点から針状電極11の他部分へも伝播して放電領域を拡大する1種のグロー放電であり、従来の水中放電(気泡内放電も含む)における、放電形態が1地点のみ局地的に発生する雷のようなコロナ放電と比較して、格段に広範囲の放電を行うことができる。バリア放電によって水80中で発生したプラズマによって、水酸化(OH)ラジカル及び/又は酸素(O)ラジカル及び/又は水素(H)ラジカルを発生させ、これらのラジカルの強力な殺菌能力により、微細管2の内壁及び中空部の水80が滅菌される。
画像

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研究分野
  • 医療用機器装置
展開可能なシーズ エネルギー効率が高く、放電時に電極の金属が放電プラズマと共に溶出しないので、医療器材又は食品容器等を金属汚染しないプラズマ滅菌装置を提供する。水中放電プラズマ法により、ラジカルを高密度に発生させて、被処理物を確実に効率良く滅菌することができるプラズマ滅菌装置を提供する。
水又は水溶液中での安定したプラズマ放電により微細管の滅菌を行うことが可能であり、また、複雑な形状の微細管に対しても容易に滅菌処理が可能である。プラズマ放電条件が変化した場合でも、誘電体厚みの適当な場所でプラズマ放電を発生させることとなり、プラズマ放電を持続的に安定して発生させることができる。中間媒体の種類が固定されたものではないので、柔軟に中間媒体の選定が行えることとなり、被滅菌処理物の特質に応じて、最適な中間媒体を選定することができる。特に、水又は水溶液中での放電の場合には、液体中には水分子が存在するので、高エネルギーの荷電粒子は水分子との衝突により減衰するため、気体中の放電とは異なり、被滅菌処理物への滅菌処理による荷電粒子の衝突によるダメージを少なくすることができる。
用途利用分野 滅菌装置、プラズマ利用装置、医療用装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人佐賀大学, . 関 偉民, 林 信哉, . プラズマ滅菌装置. 特開2008-264086. 2008-11-06
  • A61L   2/14     

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