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動物モデルとその作製方法

シーズコード S110007163
掲載日 2011年12月21日
研究者
  • 丸山 哲夫
  • 升田 博隆
  • 吉村 泰典
  • 岡野 栄之
  • 岡野 ジェイムス 洋尚
  • 松崎 有未
技術名称 動物モデルとその作製方法
技術概要 ヒト子宮内膜分散細胞(SDEC)から子宮内膜間質細胞を分離するためにFicoll-PaquePLUS上に重層して780×g、15分間の密度勾配遠心を行い、界面層から単一細胞の分散液を回収した。一方、細胞ストレーナ上に残った細胞塊を再懸濁して、0.05%(w/v)トリプシン-EDTA・0.05%(w/v)DNaseI溶液で酵素処理し、子宮内膜腺上皮細胞を単一細胞分散液として回収した。内在性女性ホルモンの影響を除くためNOGマウス卵巣を摘出した。このマウスに内径1mmの先細キャピラリーピペットを腎臓の一端から貫通させて他端の被膜直下に先端を静止させ、上述のSDEC約5×105個を注入し、移植した。SDEC移植を受けたNOGマウスの一部に対して、さらにエストロゲン(E)徐放ペレットを皮下移植し、異なる量の女性ホルモンを恒常的に投与した。移植マウスの腎臓には被膜下の移植部位に肉眼で識別できる新しい病変が生じ、その大きさは投与したEの量に応じて漸次大きくなった。また病変部の組織切片の透過光観察像および免疫染色像の所見よりその内部も子宮内膜様の組織構造を有していた(図1)。
画像

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研究分野
  • 婦人科疾患,妊産婦の疾患
  • 実験用生物
展開可能なシーズ ヒト子宮内膜症の病変部をより忠実に反映し得る動物モデル、及びその作製方法、移植細胞の非侵襲的観察が可能である動物モデル、及びその作製方法を提供する。
ヒトから単離された細胞に対し、ルシフェラーゼなどの観察マーカーをコードする遺伝子を有する発現ベクターを導入し、観察マーカーを発現するようになった細胞をNOGマウス等の免疫不全マウスの腎被膜下へ移植する。移植される細胞を子宮内膜あるいは内膜症病巣部から単離することにより、均一の内膜症病変を持つ動物モデルを作製することができる。これはヒト内膜症の病変部をより忠実に反映し、移植細胞の非侵襲的観察が可能である動物モデルである。この動物モデルは、移植された細胞を腎被膜下に有するヒト以外の脊椎動物モデルであって、移植された細胞が観察マーカーを用いて脊椎動物の非侵襲的観察によって脊椎動物の細胞から区別できる。
用途利用分野 動物モデル作成法、子宮内膜症動物モデル、子宮内膜症動物モデル作成法、子宮内膜細胞移植法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人慶應義塾, 公益財団法人実験動物中央研究所, 中外製薬株式会社, . 丸山 哲夫, 升田 博隆, 吉村 泰典, 岡野 栄之, 岡野 ジェイムス 洋尚, 松崎 有未, . 動物モデルとその作製方法. . 2009-04-30
  • A01K  67/027    
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     

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