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塗膜の形成方法

シーズコード S110007222
掲載日 2011年12月21日
研究者
  • 原田 信弘
  • 中村 翼
  • 緒方 俊文
技術名称 塗膜の形成方法
技術概要 まず、被塗装体としての鋼材4をプラズマ発生装置の誘電体2に配置し、電極1に電圧を印加して誘電体2間に発するプラズマを鋼材4の塗膜形成面に直接照射して表面処理する。この時、大気圧又は大気圧近傍の圧力下で電極間に存在する気体に、周波数が10kHz以上で、パルス成分を含む高周波電圧を印加して表面処理を施すが、高周波電圧の周波数やパルス成分の有無は鋼材4の大きさ、設置状態又は雰囲気ガスなどにより変化させる。その後、表面処理を施した鋼材4の塗膜形成面へ塗膜を形成する。好ましくは、鋼材4の塗膜形成面は、予めフライス加工あるいは、ブラスト加工により下地処理を施す。また、電極1間に存在させる気体は、空気、及び放電ガスを用いることができ、放電ガスとしては、He,Ne,Ar,Kr,Xeのうちの少なくとも1つを含むものである。また、プラズマを被塗装体の少なくとも塗膜形成面に対して間接的または連続的に照射して表面処理することもできる。塗膜の耐久性試験結果、塗膜の剥離率が100%となる超音波洗浄時間は、プラズマ照射なしが142分程度で、プラズマ照射ありが215分程度であった。
画像

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研究分野
  • 塗装・塗装設備一般
  • 金属への塗装
  • 表面処理一般
展開可能なシーズ 被塗装体の種類によらず、簡単でかつ低コストに塗膜の耐久性を高めることができる塗装方法を提供する。
塗膜形成面を予めフライス加工やブラスト加工を施すことにより、表面粗さをより精密に制御でき、大面積又は多量の被塗装体の下地処理が可能となる。プラズマ発生に用いる気体は、空気でよく、場所を問わずに表面処理できる。プラズマ発生装置の電極を誘電体で遮蔽することにより、誘電体バリア放電を用いて大気圧下で安定したプラズマを発生でき、装置寿命を長くできる。高周波電圧の周波数は、10kHz以上であることにより、大気圧又は大気圧近傍の圧力下でプラズマを発生させて表面処理できる。高周波電圧が、パルス成分を含むことにより、より均一なプラズマを発生させ、被塗装体に対する損傷を極めて少なくできる。プラズマを間接的に照射することにより、被塗装体への損傷を極めて少なくできる。プラズマを塗膜形成面に直接的に照射することにより、表面処理の時間をより短くでき、被塗装体への損傷を少なくできる。プラズマを連続的に照射することにより、多量の被塗装体に対する表面処理の時間をより短くできる。
用途利用分野 鋼材塗装装置、コーティング装置、防錆剤塗布装置、塗料塗布装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人長岡技術科学大学, 独立行政法人国立高等専門学校機構, . 原田 信弘, 中村 翼, 緒方 俊文, . 塗膜の形成方法. 特開2008-104933. 2008-05-08
  • B05D   3/04     
  • B05D   3/12     

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