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マグネシウム合金用鋳型及びマグネシウム合金鋳造方法

シーズコード S110007346
掲載日 2011年12月22日
研究者
  • 高島 正之
  • 米沢 晋
  • 阿良田 吉昭
技術名称 マグネシウム合金用鋳型及びマグネシウム合金鋳造方法
技術概要 マグネシウム合金用鋳型1は、型11が通気性のある素材で形成されており、通気性のある素材は、網体、複数の孔を有する板又は布のいずれか若しくはその組み合わせから構成されている。網体、板又は布が金属、化学繊維、セラミックスのいずれか若しくはその組み合わせからなり、可撓性を有する。網体はステンレスから形成されており、網の線径は0.30mm、メッシュは20である。型1は上型11及び下型12から構成されている。上型11及び下型12で形成される空間に、坩堝4で溶融させたマグネシウム合金の溶湯3を流し込む。溶湯の温度は560℃~800℃である。上型11及び下型12は通気性のある網体から構成されていることによって、溶湯3と上型11及び下型12との間のみかけの熱伝導係数が小さくなる。みかけの熱伝導係数が小さくなることにより、溶湯3が上型11及び下型12に接触しても瞬時に固まることなく溶湯3の流動性が確保され、上型11及び下型12で形成される空間全体に溶湯3が行き渡る。冷却後、上型11及び下型12を外せば柱状のマグネシウム合金鋳造品31が得られる。
画像

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研究分野
  • 鋳型材料,造型
  • 鋳造法,鋳込
展開可能なシーズ 鋳造装置の製造コスト及び加熱することによって生じるエネルギーコストを低減しつつマグネシウム合金溶湯の流動性を確保できるマグネシウム合金用鋳型及びその鋳型を利用したマグネシウム合金鋳造方法を提供する。
マグネシウム合金用鋳型の型及び/又は中子が通気性のある素材で形成されていることによって、溶湯と鋳型との間のみかけの熱伝導係数が小さくなり、溶湯が鋳型に接触しても瞬時に固まることがなく、鋳型全体に溶湯が行き渡るようになる。鋳型を加熱する発熱体及び温度測定装置が必要ない。合金の溶湯の単位体積あたりの潜熱の小ささ及び表面張力の影響によって、鋳型と接触した溶湯は網の間、孔、織目及び繊維の間等から流出することなく凝固できる。鋳型に空気を抜くための穴を新たに設ける必要がない。溶湯の熱による線膨張の影響を鋳型全体で緩和吸収し、型及び/又は中子が歪みにくい。合金の組成、鋳造品の大きさや形状等を考慮して、鋳造に最適な網体、板又は布の材料を選択できる。網体、板及び布が可撓性を有し、鋳型の製造を容易にできる。
用途利用分野 マグネシウム合金用鋳型、マグネシウム合金用鋳物、マグネシウム合金用鋳造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, 国立大学法人福井大学, . 高島 正之, 米沢 晋, 阿良田 吉昭, . マグネシウム合金用鋳型及びマグネシウム合金鋳造方法. 特開2009-233690. 2009-10-15
  • B22D  21/04     
  • B22C   1/00     

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