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カーボンナノホーン内包物質の放出制御方法と物質内包カーボンナノホーン

シーズコード S110007368
掲載日 2011年12月26日
研究者
  • 飯島 澄男
  • 湯田坂 雅子
  • 安嶋 久美子
技術名称 カーボンナノホーン内包物質の放出制御方法と物質内包カーボンナノホーン
技術概要 カーボンナノホーン集合体(NHs)の単層カーボンナノホーン(NH)内に開孔部を介して内包させた物質の外部への放出を制御する方法であって、単層カーボンナノホーンの開孔部に嵩高な分子もしくは高分子を物理吸着させて開孔部を覆うことでカーボンナノホーン内包物質の放出を制御する。嵩高な分子と高分子は、グラファイトと親和性の高い置換基と親水性基の両方を有していることが好ましい。具体例としては、芳香族分子、糖類、ポリエチレングリコール等、蛋白質などであるが、好例は、ポリエチレングリコール付加ドキソルビシン(PEG‐DXR)である。内包物質が薬剤の場合、5分以内の初期バースト放出を抑え、1時間以上にわたって内包薬剤を徐放させる。内包物質としてシスプラティン(抗ガン剤)を使用し、これの有機溶媒溶液や水溶液に開孔部を有するカーボンナノホーンを分散し、不活性ガス雰囲気下に溶媒や水を蒸発させることによりカーボンナノホーン(NH)内への物質の内包が可能である。図にはシスプラティンを単層で開孔部を有するカーボンナノホーンに内包させ、PEG‐DXRを付着させたものからのシスプラティンの放出結果が示されている。
画像

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研究分野
  • 製剤一般
  • 炭素とその化合物
  • 分子化合物
展開可能なシーズ 有効なプラグ効果を実現し、歩留りの向上や、プラグ付加時の内包物質の漏出の抑制を図ることのできる、カーボンナノホーン内包物質の放出抑制のための新しい技術手段を提供する。
これまでよりも更に有効なプラグ効果が実現され、長期にわたる内包物質の徐放や、初期バースト放出の抑制等が可能で、歩留りの向上が図られ、プラグ付加時の内包物質の漏出という問題も解消される。
用途利用分野 抗ガン剤、物質内包カーボンナノホーン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, 日本電気株式会社, . 飯島 澄男, 湯田坂 雅子, 安嶋 久美子, . カーボンナノホーン内包物質の放出制御方法と物質内包カーボンナノホーン. 特開2009-040770. 2009-02-26
  • A61K  47/04     
  • A61K   9/14     
  • A61P  35/00     
  • B82B   3/00     
  • B82B   1/00     
  • C01B  31/02     
  • A61K  33/24     

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