TOP > 技術シーズ検索 > 衝撃吸収用の鈴形中空金属球および衝撃吸収用構造材

衝撃吸収用の鈴形中空金属球および衝撃吸収用構造材

シーズコード S110007386
掲載日 2011年12月26日
研究者
  • 吉村 英徳
  • 三原 豊
  • 宅島 裕太
  • 品川 一成
技術名称 衝撃吸収用の鈴形中空金属球および衝撃吸収用構造材
技術概要 衝撃吸収用の鈴形中空金属球1は、金属薄板を湾曲させて球状の隔壁に形成して得た球体であり、隔壁には開孔部1bが形成されており、開孔部1bは球体の中心対称の位置にあいた2ヵ所の小孔からなる。金属薄板を楕円形に切り抜いて、長軸寸法と短軸寸法が異なるようにしたブランクを用い、このブランクの短軸方向の両縁部を曲げると共に長軸方向の両端部を立ち上らせる深絞りを行い、深絞り工程で得られたブランクの長軸方向の両端部を互いに接近させて口閉めし、ブランクの全周の縁部を互いに接近させつつ球形に仕上げる。別の方法として、金属薄板製の筒状体を用い、円筒形の保持部と半球形キャビティを形成した金型内に筒状体を挿入し、筒状体の内部に圧力をかけてキャビティ内で筒状体を半径方向外側に膨張させ、球状部と筒状部からなる中空筒体を得るバルジ加工を行う、このバルジ加工工程で得られた中空筒体から筒状部を切断して除去する。衝撃吸収用構造材は、中空構造体にこの鈴形中空金属球1又は中空筒体を充填した構造材である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-162841.GIF
研究分野
  • 塑性加工一般
  • 自動車設計・構造・材料一般
展開可能なシーズ 衝撃吸収能力が高く、また衝撃吸収用構造材を軽量に構成することができる鈴形中空金属球を提供する。また、鈴形中空金属球を容易に、また安価に製造できる製造方法を提供する。さらに、衝撃吸収能力が高く軽量な衝撃吸収用構造材を提供する。
開孔部はあるが基本的形状は球体で中空なので軽量である。形状が球体のため耐圧縮性が高く、加圧によって徐々に潰れていくので衝撃吸収能力が高い。鈴形中空金属球は2ヵ所の孔からなる開孔部があるので、潰れやすさの方向依存性があるが、密閉空間に多数の鈴形中空金属球を充填した場合は開孔部の方向がランダムになるので、全体としては潰れやすさの方向依存性はない。衝撃吸収用構造材の内部には、多数の鈴形中空金属球が充満されているから、外部からの衝撃荷重が加わったとき、内部の鈴形中空金属球が少しずつ順々につぶれていくので衝撃吸収用構造材も時間をかけて変形していき、一気につぶれない。このように良好なエネルギー吸収特性を示すので、衝撃吸収用構造材の肉厚を薄くでき、軽量であり衝撃吸収能力の高い衝撃吸収用構造材となる。
用途利用分野 衝撃吸収用構造材、衝撃エネルギー吸収材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 香川大学, . 吉村 英徳, 三原 豊, 宅島 裕太, 品川 一成, . 衝撃吸収用の鈴形中空金属球および衝撃吸収用構造材. 特開2010-000530. 2010-01-07
  • B21D  51/08     
  • B21D  22/26     
  • B21D  26/033    
  • B60R  19/34     
  • B62D  21/15     
  • B62D  25/04     
  • F16F   7/00     
  • F16F   7/12     

PAGE TOP