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可視光応答型複合酸化物光触媒

シーズコード S110007417
掲載日 2011年12月27日
研究者
  • 加古 哲也
  • 葉 金花
技術名称 可視光応答型複合酸化物光触媒
技術概要 可視光反応光触媒は、一般式;PbMgNb(0<x≦3、0<y≦2、0<z≦3、0<w≦10)で表される組成を有する複合酸化物半導体からなり、通常の固相反応法、すなわち原料となる各金属成分の酸化物あるいは金属炭酸塩あるいは金属硝酸塩あるいは金属硫酸塩、あるいは金属塩化物を目的組成の比率で混合し、常圧下空気中で焼成することによって合成することができる。この可視光反応光触媒は、紫外線領域から約450nm程度までの可視光領域まで吸収を示し、バンドキャップは2.8eV程度で、有害物質の分解用や汚染物質の分解・洗浄用、または、水または水素含有物質を分解して水素を製造する水素生成用に供される。他の発明として、可視光反応光触媒の存在下で有害物質に紫外線および可視光線を含む光を照射し、有害物質を分解する有害物質分解処理方法、および、可視光反応光触媒の存在下で水または水素含有物質に紫外線および可視光線を含む光を照射し、水または水素含有物質を分解して水素を発生する水素生成方法がある。
画像

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研究分野
  • 触媒操作
  • 反応操作(単位反応)
  • 合成鉱物
展開可能なシーズ 光触媒において、酸化チタンを用いないで、容易に入手しえる酸化物によって構成し、有害物質を酸化、還元、分解する可視光反応光触媒と、この触媒を用いた、有害物質分解処理方法、汚染物質分解処理方法、水素生成方法を提供する。
可視光反応光触媒は、鉛とニオブとマグネシウムからなり、これらの比率が極めて広範な領域に亘るので、光を照射すると可視光領域の波長のスペクトルを十分に吸収することができ、酸化チタンをベースとした紫外光応答型光触媒に比して、極めて優位性を持つ材料である。また、CrやNをドープした材料に比べても、欠陥量が少なく、電子とホールの再結合も起こりづらく、光触媒活性も高い。また、紫外光のみならず、可視光を利用しているVOCの1種、2-プロピルアルコール(IPA)を効率よく分解できる。さらに、光を照射することにより、他の有害ガス、たとえば、シックハウス症候群の原因ガスの1つであるアルデヒドガスや環境ホルモンなどの有害物質を分解、除去することもできる。
用途利用分野 可視光反応光触媒、広域光波長反応複合触媒、有害物質分解光触媒、汚染物質分解除去光触媒、水素製造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人物質・材料研究機構, . 加古 哲也, 葉 金花, . 可視光応答型複合酸化物光触媒. 特開2007-222761. 2007-09-06
  • B01J  35/02     
  • B01D  53/86     
  • B01J  23/20     
  • C01B   3/04     

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