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有機ホウ素π電子系化合物及びそれを含有する材料

シーズコード S110007465
掲載日 2011年12月28日
研究者
  • 山口 茂弘
  • 若宮 淳志
  • 森 憲二
  • チョウ ツイファ
技術名称 有機ホウ素π電子系化合物及びそれを含有する材料
技術概要 π共役骨格に対してホウ素置換基を側鎖として用いることによりπ電子系骨格に非平面性を導入、固体状態での消光を抑制した新規な有機ホウ素π電子系化合物である。この有機ホウ素π電子系化合物は、ベンゼン又は置換ベンゼンに2つのホウ素置換基がパラ位に導入された、式(1)で表される化合物である。側鎖として用いたホウ素置換基がπ電子系骨格に対し立体障害を及ぼすため、π電子系骨格がねじれて非平面性を有し、固体状態での分子間相互作用の度合いの制御が可能になり、固体状態で高い量子収率を有する。また、ホウ素置換基を側鎖として用いるため、主鎖方向とは異なる方向にもπ電子系が広がり、発光性材料として良好な発光を示す。更に、ルイス酸性であるホウ素を側鎖に導入することで、本来、正孔輸送性を有する傾向にあるオリゴチオフェン化合物に電子輸送性を持たせることができ、電荷輸送性材料としても適している。例では2,5‐ビス(ジメシチルボリル)‐1,4‐ビス(トリメチルエチニル)ベンゼンの合成およびX線構造解析によるπ電子系骨格のねじれ、高い蛍光量子収率、更に固体状態での高効率発光が示されている。
画像

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研究分野
  • 有機ほう素化合物
  • 有機化合物のルミネセンス
展開可能なシーズ 固体状態で高い量子収率で発光する新規な発光性材料を開発する。
ホウ素置換基を側鎖として用いることによってπ電子系骨格に非平面性を導入し、固体状態での消光を抑制する。これにより、発光性材料として良好な発色を示す。したがって、これらの有機ホウ素π電子系化合物は、発光性材料(有機EL素子の発光層や有機レーザなど)として適している。
用途利用分野 有機ホウ素π電子系化合物、有機EL用発光性材料、電荷輸送性材料、有機レーザー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 名古屋大学, . 山口 茂弘, 若宮 淳志, 森 憲二, チョウ ツイファ, . 有機ホウ素π電子系化合物及びそれを含有する材料. 特開2009-096809. 2009-05-07
  • C07F   5/02     
  • C07F  19/00     
  • C09K  11/06     
  • H01L  51/50     
  • C07F   7/08     

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