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バイオディーゼル燃料

シーズコード S110007471
掲載日 2011年12月28日
研究者
  • 平野 勝巳
  • 月井 慎一
  • 菅野 元行
  • 真下 清
技術名称 バイオディーゼル燃料
技術概要 動物性油脂に含まれるパルミチン酸メチルとステアリン酸メチルを合計した含有率を10~25%にすることにより実用的な範囲で低温特性にも優れかつ貯蔵安定性及び燃焼特性にも優れたバイオディーゼル燃料が得られる。その製造方法は、動物性油脂をアルカリ条件下メタノールとエステル交換して脂肪酸メチルエステル(FAME)を製造するに際し、BDF中におけるパルミチン酸メチルとステアリン酸メチルの合計の含有率が25重量%以下となるように調整することにより行われる。BDF中のC16MeとC18Meを合計した含有率は、要求される目詰まり点(凝固開始温度)によって異なるが、含有率を低下させるには他の成分との混合により希釈する方法、又は晶析により固体として析出させて除く方法が挙げられる(図参照)。
画像

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研究分野
  • 圧縮点火機関
展開可能なシーズ 動物性油脂のバイオディーゼル燃料(BDF)と植物性油脂BDFの燃料性状を比較した結果、動物性油脂BDFは目詰まり点が高く、寒冷地では使用できない。この問題点に鑑みて、原料に動物性油脂を含むような廃食物油を用いた場合であっても一定の性状特に目詰まり点が低いBDFを提供する。更に、実用的な燃焼特性及び貯蔵安定性に優れた動物性油脂BDFの提供する。
動物性油脂を原料として含む場合であっても植物性油脂の場合と同様に、低温特性に優れたBDFを製造することができる。また、原料が廃食物油のように多様なものであっても一定水準の性質を有する燃料を製造することができ、廃食物油の再利用を促進することができる。さらに、パルミチン酸メチルとステアリン酸メチルを合計した含有率を制御することにより所望の目詰まり点を有する燃料を製造でき、各種基準に合わせたBDFを提供することができる。また、動物性油脂が本来有する優れた燃料特性を生かし、さらに貯蔵安定性にも優れた実用的なBDFを提供できる。
用途利用分野 動物性油脂バイオディーゼル燃料、植物性油脂バイオディーゼル燃料、凝固点改良バイオディーゼル燃料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 平野 勝巳, 月井 慎一, 菅野 元行, 真下 清, . バイオディーゼル燃料. 特開2008-081730. 2008-04-10
  • C10L   1/02     
  • C11C   3/10     

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