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酸化チタン分散液及びその製造方法

シーズコード S110007497
掲載日 2011年12月28日
研究者
  • 上川 直文
  • 鈴木 美季
  • 掛川 一幸
  • 小島 隆
技術名称 酸化チタン分散液及びその製造方法
技術概要 酸化チタン分散液は、1価アルコール分子、2価以上の多価アルコール分子、又は糖アルコール分子の少なくともいずれかを表面に有する酸化チタン粒子が溶液中に分散されている。本分散液に分散している粒子は、結晶性を有する酸化チタン又は無定形の酸化チタンからなる部分と、1価アルコール分子、2価以上の多価アルコール分子又は糖アルコール分子からなる部分が複合化した構造になっている。特に粒子表面に存在するアルコール分子と溶媒である水分子との相互作用することにより水性溶媒中で凝集することなく安定に分散した状態を維持することができる。分散している酸化チタン粒子の粒径は30nm以下であり、アナターゼ型の結晶構造を有するか又は無定形であり、酸化チタン微粒子は水中に沈殿することなく安定に分散する。
画像

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研究分野
  • 無機工業薬品,無機材料一般
展開可能なシーズ アナターゼ型酸化チタン粒子を分散した溶液と他の材料を混合し複合化する必要が生じるが、この場合にも安定性が損なわれ沈殿などを生じやすいといった課題がある。更に、製造過程で用いる過酸化水素は高い酸化活性を有することから、これが酸化チタン微粒子を分散させた水溶液に残留すると発泡や二次的な反応による製膜製の低下などを起こす虞もある。そこで、安定性の高い酸化チタン粒子を分散させた水溶液(酸化チタン分散液)を提供する。
殆ど沈降することなく安定な分散状態を長期維持することが可能である。本分散溶液を基板に塗布し室温で乾燥することでアナターゼ型酸化チタン膜を作成可能であり光触媒膜などへの応用が可能である。また、本分散溶液は広いpH領域で安定でありまた多くの金属イオンが共存しても安定性を保つことができる。従って、チタンイオンを含有する様々な機能性複合酸化物薄膜や焼結体作成のための前駆体としての応用が可能である。
用途利用分野 酸化チタン分散液、光触媒膜、色素増感太陽電池用電極材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人千葉大学, . 上川 直文, 鈴木 美季, 掛川 一幸, 小島 隆, . 酸化チタン分散液及びその製造方法. 特開2006-257311. 2006-09-28
  • C09D  17/00     
  • C01G  23/04     

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