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糖尿病合併症検査用試薬

シーズコード S110007531
掲載日 2011年12月28日
研究者
  • 西野 憲和
  • 加藤 珠樹
  • 小野 百合
技術名称 糖尿病合併症検査用試薬
技術概要 糖尿病合併症検査用試薬の検出原理を示す図1で、1は糖尿病合併症検査用試薬、2は担体、Xは担体2に結合された酵素特異性を有さない化合物、3は基質ペプチド、4は基質ペプチド3のN末端に結合した第1蛍光基、5は第1蛍光基4と基質ペプチド3とのペプチド結合や基質ペプチド3を特定の切断部位で選択的に切断する検体液中の酵素、6は酵素5によって基質ペプチド3が切断されたことにより遊離し蛍光波長等が変化した第1蛍光基である。酵素5を含む検体液を接触させ反応させると、第1蛍光基4と基質ペプチド3間のペプチド結合や基質ペプチド3を特定の切断部位で切断する。基質ペプチド3と遊離した第1蛍光基6は蛍光物質となったり、担体2から離れることで濃度消光の効果が減少するので、検体液の蛍光強度等の変化を指標として酵素活性を検出することができる(図1b)。糖尿病性腎症の発症の有無や第1期~第4期を判別する基準(判別関数)を予め設定した後、未知の被験者の体液を糖尿病合併症検査用試薬1の各々と反応させて酵素活性を測定することで糖尿病性腎症の発症と進行度等を簡便に判断することができる。
画像

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研究分野
  • 代謝異常・栄養性疾患の診断
  • 診断用薬の臨床への応用
展開可能なシーズ 被験者の尿や血液等の体液を接触させて活性測定を行うという簡単な操作で、糖尿病患者の体液に含まれるマーカーの特定や追跡をしなくても、糖尿病性腎症を発症しているか否か、発症している場合に進行度合いは第1期~第4期のいずれかを判別することができる糖尿病合併症検査用試薬を提供する。
体液に分泌される複数の酵素の活性の測定を複数の基質を用いて行い、それにより糖尿病性腎症の発症や進行度合いを判別できるため、被験者の尿や血液等の体液を接触させて活性測定を行うという簡単な操作で、糖尿病性腎症を発症しているか否か、また進行度合い第1期~第4期を判別することができる。従って治療の有効性の検討や人工透析をいつ頃導入することになるか等の病状の進行予測の精密化が可能になる。尿、血液に分泌される酵素はそれぞれ異なるため、基質ペプチドの組合せによって、体液の種類に応じた活性検出を行うことができる。基質ペプチドはペプチド合成機等を用いて容易に製造できるため、生産性に優れた糖尿病合併症検査用試薬を提供できる。
用途利用分野 糖尿病合併症検査用試薬、糖尿病検査用試薬、糖尿病性腎症検査用試薬、糖尿病診断薬、糖尿病検査キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 西野 憲和, 加藤 珠樹, 小野 百合, . 糖尿病合併症検査用試薬. 特開2008-271963. 2008-11-13
  • C12Q   1/37     

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