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γ-アミノ酪酸の効率的生産方法

シーズコード S110007550
掲載日 2011年12月28日
研究者
  • 山内 宏昭
  • 瀧川 重信
  • 鈴木 達郎
  • 橋本 直人
  • 野田 高弘
  • 遠藤 千絵
  • 齋藤 勝一
技術名称 γ-アミノ酪酸の効率的生産方法
技術概要 高濃度グルタミン酸又はグルタミン酸塩を含有溶液に一定量以上のグルタミン酸脱炭酸酵素を含む小麦胚芽とピリドキサルリン酸を添加して反応させ、添加溶液中グルタミン酸と小麦胚芽中のグルタミン酸とを、小麦胚芽中のグルタミン酸脱炭酸酵素の酵素作用により短時間、効率的にγ-アミノ酪酸に変換し、安定的に安価に高濃度γ-アミノ酪酸溶液を調製する方法である。即ち、反応溶液中のグルタミン酸又はグルタミン酸塩の量は、γ-アミノ酪酸の希望生産量や触媒源となる小麦胚芽の使用量に基づいて決定できるが、高生産性のためには好ましくは小麦胚芽添加前の反応液のグルタミン酸濃度を50g/l以上に設定することが好ましく、反応至適温度40℃、至適pH5.7でグルタミン酸又はグルタミン酸塩が完全に溶解しない量添加して多量のγ-アミノ酪酸を生産することも可能である。γ-アミノ酪酸の溶解度は非常に高いため、反応初期に溶解しない量の多量のグルタミン酸或いはグルタミン酸塩を添加しても、反応の進行と共に溶解しなかったグルタミン酸又はグルタミン酸塩が溶解し、高濃度のγ-アミノ酪酸溶液の生産を短時間に行うことができる。
画像

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研究分野
  • 酵素の応用関連
  • 食品製造・加工・保蔵法一般
展開可能なシーズ 高品質γ-アミノ酪酸溶液を大量に短時間に効率よく高濃度、安価、簡便に製造できる実用性に秀れた技術を提供する。
従来のγ-アミノ酪酸の製造法に比べ飛躍的に高収率で、簡便、効率的に高濃度のγ-アミノ酪酸溶液を生産できる。これにより、大量のγ-アミノ酪酸を安全、安価、容易に製造でき、需要の莫大なγ-アミノ酪酸の安価な安定供給に多大な寄与が期待できる。安価で安定的に供給されるγ-アミノ酪酸を用いて食品素材や栄養機能食品等を安価に簡便かつ効率的に製造でき、γ-アミノ酪酸の生理機能を利用した食品の安価、安定供給ができる。また、小麦胚芽は製粉過程の副産物として大量に生じており、その処分に苦慮している面があるが、本法により小麦胚芽の有効利用技術が確立される。
用途利用分野 γ-アミノ酪酸、食品素材や栄養機能食品、血圧上昇抑制剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 山内 宏昭, 瀧川 重信, 鈴木 達郎, 橋本 直人, 野田 高弘, 遠藤 千絵, 齋藤 勝一, . γ-アミノ酪酸の効率的生産方法. 特開2009-011228. 2009-01-22
  • C12P  13/02     

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