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勾配型磁力計の調整方法

シーズコード S120007601
掲載日 2012年1月4日
研究者
  • 廣田 恵
  • 寺西 陽子
  • 木内 英樹
技術名称 勾配型磁力計の調整方法
技術概要 勾配型磁力計は、第1の磁気センサ1と、第2の磁気センサ2と、これら第1と第2の磁気センサ1、2を駆動する駆動回路3と、第1と第2の磁気センサ素子1、2からの検出信号を受け、検波、増幅し、個別の信号と差動信号を出力する受信回路4と、受信回路4からの出力信号をディジタル信号に変換するAD変換器5と、プログラムにしたがい、調整のための処理、計測のための処理を実行するCPU6と、調整のために収集したデータ、求めた補正係数、係数値等を記憶するメモリ7とを備えている。第1と第2の磁気センサ1、2は、いずれもX軸成分、Y軸成分、Z軸成分を検出可能な3軸センサである。この勾配型磁力計における2つの磁気センサ1,2間の感度、検出軸の平行度、及びオフセットの調整は、2つの磁気センサ1,2を揺動し、揺動中に複数のタイミングにおいて、2つの磁気センサ1,2の調整用磁気データを採取し、この採取磁気データに最小2乗法を用いて、感度、検出軸平行度、センサ固有オフセットの補正係数を求め、この補正係数をメモリ7に記憶しておき、以後の実計測にこの補正係数を用いて計測データを得る。
画像

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研究分野
  • 磁気の計測法・機器
展開可能なシーズ 2つの磁気センサからなる磁気勾配を計測する磁力計では、特性の同一のものを使用する必要があるが、現実には、2つの磁気センサには、感度差、検出軸の平行度の差、センサ固有オフセット差があり、この差がエラーの原因となり、磁力計の検出限界を左右する。これら2つの磁気センサ間の特性差を小さくするため、従来は人が電気的、機械的に値を変化させて試行錯誤的に調整していたので、調整に多大の時間を要する。そこで、熟練度等に関係なく、誰もが短時間で作業し得る勾配型磁力計の調整方法を提供する。
2つの磁気センサを揺動させて、2つの磁気センサにつき、複数の磁気データを収集し、得られた収集磁気データに最小2乗法を適用して、補正係数を求めるのみなので、基準となる第1の磁気センサのみについて実施すれば良い。これにより、n回のタイミングで調整用データを採集する期間程度で調整可能となり、その調整結果、作業者によらず、一定値となる。また、微調整回路あるいは微調整機構がなくても、高精度な補正が可能となる、などの効果がある。
用途利用分野 磁力計、金属探知機
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 防衛装備庁長官, 株式会社島津製作所, . 廣田 恵, 寺西 陽子, 木内 英樹, . 勾配型磁力計の調整方法. 特開2007-285865. 2007-11-01
  • G01V   3/08     
  • G01R  33/022    

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