TOP > 技術シーズ検索 > 細胞培養用基材の製造方法及び細胞培養方法

細胞培養用基材の製造方法及び細胞培養方法

シーズコード S120007643
掲載日 2012年1月4日
研究者
  • グン チェンピン
  • 長田 義仁
  • 陳 咏梅
技術名称 細胞培養用基材の製造方法及び細胞培養方法
技術概要 培養基材としてパラスチレンスルホン酸ナトリウム塩(NaSS),2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩(NaAMPS),アクリル酸(AA),ジメチルアクリルアミド(DMAA)を用いて以下の濃度でゲルを作製し、内皮細胞の伸展細胞数を測定した。1)NaSSに対して架橋剤MBAAを4、6、8、10mol%、2)NaAMPSに対してMBAAを1、2、3、4、5、6mol%、3)AAに対してMBAAを2mol%、4)DMAAmに対してMBAAを4mol%、5)ビニルアルコールに対してMBAAを6mol%。シャーレの表面に斑なくコラーゲンを塗布し、シャーレ表面での伸展細胞数の経時変化を測定した。NaSS10又はNaAMPS6についての伸展細胞数とPAA2(AAとMBAAとの共重合体である合成高分子)についての伸展細胞数とを比較すると、NaSS又はNaAMPSとMBAAとの共重合体である合成高分子からなる網目構造を有するゲルであれば、PAA2からなる網目構造を有するゲルよりも内皮細胞の伸展速度が2倍程度速く、かつ単位面積あたりに吸着する内皮細胞の数が2倍程度となる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2005-002976.GIF
研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 製造コストが低廉で、かつ、品質制御が容易で、かつ、培養細胞についてウィルス感染のおそれがないという合成高分子の利点を活かしつつ、ポリアクリル酸からなる網目構造を有するゲルを用いた場合より、培養細胞が短時間で伸展し、かつ、単位面積あたりに吸着する培養細胞の数が多い合成高分子からなる網目構造を有するゲルを含有する細胞培養用基材を提供する。パラスチレンスルホン酸ナトリウム塩(NaSS)又は2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩(NaAMPS)等のスルホン酸基を有する単量体を重合又は共重合した合成高分子を含有するゲルを細胞培養用基材として使用する。
本法によれば、例えばパラスチレンスルホン酸アルカリ金属塩又は2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸アルカリ金属塩を重合又は共重合することにより、合成高分子からなる網目構造が形成されるため、その合成高分子における架橋度の許容範囲を拡げることができる。また、前記ゲルを用いて細胞培養するため、品質が均一で、ウィルス感染のおそれのない培養細胞を短時間で大量に得ることができる。
用途利用分野 細胞培養用基材、細胞培養用基材製造法、細胞培養法、医療機器用複合材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北海道大学, . グン チェンピン, 長田 義仁, 陳 咏梅, . 細胞培養用基材の製造方法及び細胞培養方法. 特開2006-042795. 2006-02-16
  • C12M   3/00     
  • C08F  12/30     
  • C08F  20/56     
  • C12N   5/10     

PAGE TOP