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細胞の脂肪酸組成を改変する方法およびその利用

シーズコード S120007649
掲載日 2012年1月4日
研究者
  • 奥山 英登志
  • 折笠 善丈
  • 西田 孝伸
  • 伊藤 征也
  • 大和田 琢二
技術名称 細胞の脂肪酸組成を改変する方法およびその利用
技術概要 脂肪酸組成改変対象細胞として大腸菌を用い、酸化抑制遺伝子として、4.9kb断片を用いた。不飽和脂肪酸合成酵素遺伝子としてEPAクラスター(Shewanella putrefaciensSCRC-2874由来のEPA生合成酵素遺伝子群)を導入した。EPAクラスターを有するベクターとしてコスミドベクターpEPAΔ1を、4.9kb断片を有するベクターとしてプラスミドpKT230::vktAを、宿主細胞である大腸菌(DH5α)に導入した(実施例1)。また4.9kb断片が挿入されていない空のpKT230ベクターを、pKT230::vktAの代わりに大腸菌に導入した(比較例1)。こうして得られた形質転換体を2~5mlのLB培地にて15、20、25、30℃で振盪培養し、脂肪酸組成を分析した。15~25℃で培養したとき、実施例1は比較例1に比べて、約2倍~5倍高いEPA含量を示した。実施例1および比較例1はいずれも、25℃で培養したときにEPA含有率が最大となり、EPA含有率はそれぞれ14%、6.5%であった。培養温度が25℃より低くなるにつれて、実施例1・比較例1共にEPA発現量が徐々に低下した。
画像

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研究分野
  • 微生物代謝産物の生産
展開可能なシーズ EPAを始めとする不飽和脂肪酸を効率よく得る。不飽和脂肪酸合成能を有する細胞に対して、その細胞が合成した不飽和脂肪酸の酸化を抑制することにより細胞の脂肪酸組成を改変する方法を提供する。この方法によって脂肪酸組成を改変された細胞は、不飽和脂肪酸供給源として、不飽和脂肪酸含有組成物の製造に好適に用いられる。
本法の細胞の脂肪酸組成を改変によれば、細胞の不飽和脂肪酸の含有量を高めることができる。そのため、本法によって脂肪酸組成を改変された細胞は、不飽和脂肪酸の製造に好適に用いることができる。即ち、不飽和脂肪酸を安定かつ効率よく供給することが可能となる。
用途利用分野 不飽和脂肪酸含有医薬品、不飽和脂肪酸含有食品、不飽和脂肪酸含有工業製品、EPA合成法、DHA合成法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北海道大学, 株式会社ロム, 国立大学法人帯広畜産大学, . 奥山 英登志, 折笠 善丈, 西田 孝伸, 伊藤 征也, 大和田 琢二, . 細胞の脂肪酸組成を改変する方法およびその利用. 特開2007-037415. 2007-02-15
  • C12P   7/64     
  • C12N  15/09     

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