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ラジオアイソトープシートの製造方法、該製造方法により製造されるラジオアイソトープシート及びラジオアイソトープ装置

シーズコード S120007678
掲載日 2012年1月4日
研究者
  • 石塚 悦男
  • 稲葉 良知
技術名称 ラジオアイソトープシートの製造方法、該製造方法により製造されるラジオアイソトープシート及びラジオアイソトープ装置
技術概要 RIシートの製造方法は、基板上に所定の形状のRIターゲット原料を複数個規則的に配列し、基板を照射用容器に封入し、原子炉内で中性子照射し、基板におけるRIターゲット原料が配された面を別の基板により覆ってRIターゲット原料を密封した後、照射用容器に封入する。この場合、原子炉内で照射する中性子束分布に依存して、基板上のRIターゲット原料の配列及び量を調整することにより、所望の放射線フラックス分布形状を達成する。具体的には、使用用途に応じて必要な放射線フラックス分布を決定し、基板にRIターゲット原料を印刷技術、湿式加工技術等を用いて、決定した放射線フラックス分布を満足する所定の形状、大きさ、厚さで配設する。RIが配列された基板面をこの基板と同じ材料の基板で覆ってサンドイッチ状に密封して得られたシート状RIターゲットを所定の照射用容器に封入し、原子炉内で中性子照射し、照射終了後、シートを照射用容器から取り出し、設計通りの線量、放射線フラックス分布になっていることを確認する。この方法を用いて製造したラジオアイソトープシートをラジオアイソトープ装置の放射線源とする。
画像

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研究分野
  • 医療用品・医療用機器一般
  • 放射線を利用した治療
  • 放射線応用計測
展開可能なシーズ これまでの放射性同位元素(ラジオアイソトープ::RI)は、照射物に必要な最適放射線フラックス分布を実現するために、RIのターゲット金属を個別に中性子照射した後、RIを個別に手作業等で配置させる必要があった。また、RI管理に伴う作業が増え、作業者の被曝量が増加する。そこで、取り扱いが容易で、作業性に優れ、γ線やβ線等の放射線フラックス分布形状を所望の用途に応じて任意に調整できる、RIシート及びその製造方法を提供する。
シート毎に取り扱いできるため、取り扱いが容易となり、面線源として利用することができる。また、原子炉で照射する中性子束分布と各ドットのRIターゲット原料の量を調整することで、シート毎にRIからのγ線やβ線等の放射線フラックス分布形状を所望の用途に応じて任意に調整できる。このRIシートを医療分野の照射装置に応用した場合には、面線源として利用でき、これまで手術できない部位のがん等の腫瘍を治療できる等により、患者の「生活の質」を大幅に向上できる。また、工業分野に応用した場合には、γ線やβ線の均一又は不均一分布照射を利用した工業製品等を製造できる。
用途利用分野 ラジオアイソトープ装置、ラジオアイソトープシート
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人日本原子力研究開発機構, . 石塚 悦男, 稲葉 良知, . ラジオアイソトープシートの製造方法. 特開2010-127825. 2010-06-10
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