TOP > 技術シーズ検索 > 電子線発生方法および装置

電子線発生方法および装置

シーズコード S120007697
掲載日 2012年1月4日
研究者
  • 小寺 慶
  • 小西 哲之
  • 山本 靖
  • 井上 信幸
技術名称 電子線発生方法および装置
技術概要 電子線発生装置10は、円環形の真空容器内に収納されるヘリカルコイル22および24を含み、このヘリカルコイルが作る円環形の磁気面によって閉じ込め領域を形成し、その中にプラズマを閉じ込める。このプラズマをソレノイドコイル20からの誘導起電力で加速して高エネルギの逃走電子を発生させる。真空容器すなわちヘリカルコイルの全周に亘って、1対の引出しコイル36uおよび36dを配置する。ヘリカルコイルから第1磁力線を発生させて外部に向かう磁場を形成することによって、逃走電子を外部に引き出す。引出しコイルの第1磁力線の影響によって閉じ込め領域が小さくなるのを防ぐために、閉じ込め磁気面の形状を制御するための第2磁力線を発生する1対のキャンセルコイル38uおよび38dを設ける。これにより、第1磁力線発生手段および第2磁力線発生手段によって、閉じ込め磁気面に閉じ込める電子の量およびそこから引き出す電子の量を制御することができる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-032599.GIF
研究分野
  • 電子源,イオン源
  • プラズマ平衡・閉込め
展開可能なシーズ 電子ビーム加速器を利用した電子線源は、エネルギは10MeV級であるが電流は1mA以下、出力は数kWと小さく、したがって、下水処理のような大規模照射用途に用いることはできない。そこで、新規な、高エネルギでかつ大電流の電子線を発生することができる、電子線発生方法および装置を提供する。
プラズマ閉じ込め装置によって高エネルギの電子を発生し、それを大量に引き出すことができるので、大電流の電子線を発生することができる。この電子線は、高エネルギであるばかりでなく従来は不可能であったレベルの100mA台に及ぶ大電流、および大きな面積にわたって引き出すことができる。消耗性の部品はなく、加速効率も原理的にきわめて大きい。そのため、従来は不可能であった大量の物質の電子線照射処理が効率的にかつ経済的に実施できる。
用途利用分野 電子線発生装置、下水処理の殺菌装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 小寺 慶, 小西 哲之, 山本 靖, 井上 信幸, . 電子線発生方法および装置. 特開2007-212294. 2007-08-23
  • G21K   1/00     
  • H05H   1/12     

PAGE TOP