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細胞の分化/増殖を制御するための基材

シーズコード S120007716
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 田中 賢
  • 鶴間 章典
  • 山本 貞明
  • 下村 政嗣
技術名称 細胞の分化/増殖を制御するための基材
技術概要 足場が人工物であってもその三次元構造に基づき細胞の接着、増殖および/または分化を誘導し得ること、ならびに細胞を組込んだ足場を生体に移植することで組織を再構築し得ることが見出されている。そこで、生分解性高分子と高分子の自己組織化によって新規合成した両親媒性高分子との希薄混合溶液をシャーレ上にキャストして高湿度の空気を吹き付けることにより規則的な多孔構造を有する多孔性フィルムを作製した。この構造体は、幹細胞の分化または増殖を自由に操作することができる構造体であって、0.01~100μmの範囲の膜厚を有している薄膜を、1または複数積層して備えている培養基材であり得る。本実施形態に係る培養基材は、上記薄膜は、樹脂からなることが好ましい。
研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 幹細胞を遺伝子治療、臓器移植、骨髄移植、ガン治療、または再生医学の応用への試みが数多くなされている。しかし、幹細胞の数が非常に少なく、幹細胞特異的マーカーも発見されていないため、幹細胞を純化することは困難であり、また増殖因子を添加せずに、幹細胞を分化させずに自己増殖させる技術も開発されていない。また、分化誘導因子を添加せずに細胞の分化を制御する技術も開発されていない。問題点を解決するため、細胞の形態を自由に制御でき、幹細胞の分化と増殖とを自由に操作できる構造体を提供する。
細胞の形態を自由に制御でき、細胞を無血清にて培養することもできる。また、自家移植に利用するための細胞を安全に供給でき、増殖因子、分化誘導因子を用いずに細胞を培養することができるので、所望の細胞を低コストにて供給することができる。特に、自己増幅させることが困難であった幹細胞を分化させることなく増殖させることができ、遺伝子治療、臓器移植、骨髄移植、ガン治療、または再生医学といった多岐にわたる医療分野において非常に有用である。
用途利用分野 細胞の分化/増殖を制御するための培養基材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北海道大学, . 田中 賢, 鶴間 章典, 山本 貞明, 下村 政嗣, . 細胞の分化/増殖を制御するための基材. . 2008-08-07
  • C12M   3/00     
  • C12N   5/0797   

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