TOP > 技術シーズ検索 > 強度の向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体

強度の向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体

シーズコード S120007729
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 矢野 浩之
  • 岩竹 淳裕
技術名称 強度の向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体
技術概要 ミクロフィブリル化セルロース及び樹脂を含有する混練物を成形してなる樹脂成形体であって、ミクロフィブリル化セルロースの含有量が成形体全体の4~15重量%であり、成形体の強度がミクロフィブリル化セルロースを含まないことを除いて同じ方法で成形された成形体の強度と比較した相対強度が1.10以上であることを特徴とする樹脂成形体である。以下、実施例について述べる。ミクロフィブリル化セルロース(MFC)としてのセリッシュKY100G(ダイセル化学社製)、漂白済み針葉樹クラフトパルプ、非晶性ポリ乳酸のLACEAH-280(三井化学社製、Tg56℃)を用いて次の工程を行った;アセトンにMFCを1重量%添加し均一に分散するまで撹拌した。これに非晶性ポリ乳酸を添加し、ポリ乳酸が溶解して均一なゲル状になるまで十分に撹拌した。次で、減圧下でアセトンを除去し、MFCを5重量%含有する混合物を得た。このMFC分散ポリ乳酸を混練機に投入し十分に混練した。成形体は引張強度、ヤング率ともに元々の樹脂であるポリ乳酸より大きく向上した。表中の比較例(非晶性ポリ乳酸)は、混練機中で溶融したポリ乳酸60gを実施例と同じ条件で混練・成形して作成した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-197512.gif
研究分野
  • 用途開発
展開可能なシーズ 弾性率だけでなく樹脂成形体本来の強度も大きく向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体の提供をする。
ミクロフィブリル化セルロースを含有する樹脂は本来樹脂の成形加工性を低下させ、その成形体の強度も元々の樹脂の成形体を大きく超えるものではなかった。本発明のミクロフィブリル化セルロース含有樹脂の製造方法によれば、ミクロフィブリル化セルロースを含有するにも関わらず成形加工性に優れた樹脂が得られ、この樹脂を成形した成形体は、元々の樹脂の成形体より優れた弾性率及び強度を有する。
用途利用分野 ミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 矢野 浩之, 岩竹 淳裕, . 強度の向上したミクロフィブリル化セルロース含有樹脂成形体. 特開2008-024795. 2008-02-07
  • C08L 101/00     
  • C08L   1/02     
  • C08L  67/00     
  • C08L 101/16     
  • C08J   5/00     

PAGE TOP