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表面改質ミクロフィブリル化セルロース及びこれを含有してなる複合化樹脂

シーズコード S120007734
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 矢野 浩之
  • 伊福 伸介
技術名称 表面改質ミクロフィブリル化セルロース及びこれを含有してなる複合化樹脂
技術概要 本発明のミクロフィブリル化セルロースは、シランカップリング剤処理によって表面改質されたミクロフィブリル化セルロースである。カップリング剤としては、アミノ基又はメルカプト基を有するシランカップリング剤が好ましく、3-アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ基を有するシランカップリング剤がより好ましい。本発明の樹脂は前記の表面改質されたミクロフィブリル化セルロースに、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート等の生分解性樹脂や、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂やフェノール樹脂、エポキシ樹脂をブレンドしたものである。
画像

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研究分野
  • 充填剤,補強材
展開可能なシーズ 表面改質にはナタデココなどをセルロースに溶融混練する方法があるが、温度が高温であるためミクロフィブリル化セルロース中に含まれる水分によってポリ乳酸等のポリエステル類が加水分解を起こし劣化することがある。本方法では、より機械的強度の強い複合化樹脂を得ることを目的とする。
シランカップリング剤の作用の一つとして、シランカップリング剤が加水分解されてシラノールとなり、部分的に縮合してオリゴマー状態となり、無機質表面に水素結合的に吸着して水酸基が脱水縮合反応して化学結合となり、無機材料と強固に接着するものである。一般的なパルプをシランカップリング剤で表面処理した後、樹脂に複合化させて複合化樹脂を製造し、シランカップリング処理をしない場合と比較して機械的性質が向上することを確認した。また、ミクロフィブリル化セルロースで得られた複合化樹脂の機械的強度が、パルプのシランカップリング剤処理の場合と比較して顕著に高くなることを確認した。
用途利用分野 シランカップリング剤処理されたミクロフィブリル化セルロース、シランカップリング剤処理されたミクロフィブリル化セルロースと生分解性樹脂からなる樹脂
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 矢野 浩之, 伊福 伸介, . 表面改質ミクロフィブリル化セルロース及びこれを含有してなる複合化樹脂. 特開2008-266630. 2008-11-06
  • C08J   5/06     
  • C08B  15/05     
  • C08L 101/00     
  • C08L   1/02     

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