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突き合わせTIG溶接方法

シーズコード S120007745
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 西尾 一政
  • 山口 富子
  • 塚本 文彦
  • 安田 克彦
技術名称 突き合わせTIG溶接方法
技術概要 突き合わせTIG溶接方法では、めっき鋼板10とアルミニウムまたはアルミニウム合金12を突き合わせ、アルミニウムまたはアルミニウム合金側の矢印Bの箇所に電極を位置してアークを発生して溶接をスタートする。溶接をスタートした後は、突き合わせ線A方向であってアルミニウムまたはアルミニウム合金側の突き合わせ線Aと平行な線L1に向けて、電極を線L2上を移動させる。その後、溶接トーチを線L1方向へ移動させて溶接する。また、入熱調整の方法として、感覚的パルス電流制御により予備的に溶接を行ってパルス電流の基礎データを得、溶接結果の不具合箇所について、対応するパルス電流の基礎データを修正して、溶接プログラムを得、作業者が溶接プログラムのパルス電流の変化データを再現しながら溶接する。突き合わせ線と電極のアークを発生する位置との距離は5mm~7mmにする。突き合わせ線と電極がその突き合わせ線と平行に移動する線との間隔は2mm~3mmにする。アルミニウムまたはアルミニウム合金と電極の先端との距離を1mm~2mmに保ってアークを形成する。
画像

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研究分野
  • 溶接技術
展開可能なシーズ 自動車の車体の組み立てにおいて軽量化の見地から亜鉛やアルミニウムでめっきした鋼板とアルミニウムを溶接界面に金属間化合物を生じないようTIG溶接する必要がある。溶接施工能率の観点からも、鋼板とアルミニウム等の軽量金属を接合する方法として一般的に広く採用されているアーク溶接を適用することが望まれる。めっき膜の溶融剥離を抑え、めっき鋼板とアルミニウムまたはアルミニウム合金の突き合わせ溶接を良好に行うことができる突き合わせTIG溶接方法を提供する。
アルミニウムまたはアルミニウム合金側に電極を位置してアークを発生して、アルミニウム側に電極を移動し、突き合わせ線と平行に電極を移動して溶接するのでめっき膜の溶融剥離を抑え、鋼板を溶融することなく接合でき、溶接部に金属間化合物が形成されることが抑制されて健全な溶接部を得ることができる。入熱調整を適切に行うことにより、より好適な溶接部を得ることができる。
用途利用分野 めっき鋼板アルミニウム突き合わせTIG溶接構造物、めっき鋼板アルミニウム合金突き合わせTIG溶接構造物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 西尾 一政, 山口 富子, 塚本 文彦, 安田 克彦, . 突き合わせTIG溶接方法. 特開2008-296270. 2008-12-11
  • B23K   9/167    
  • B23K   9/23     
  • B23K 103/10     

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