TOP > 技術シーズ検索 > 酵素活性検出用粒子及びそれを用いた酵素活性の検出方法並びに酵素活性検出具

酵素活性検出用粒子及びそれを用いた酵素活性の検出方法並びに酵素活性検出具

シーズコード S120007756
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 西野 憲和
  • 加藤 珠樹
技術名称 酵素活性検出用粒子及びそれを用いた酵素活性の検出方法並びに酵素活性検出具
技術概要 図1aに示す酵素活性検出用粒子1の4-メチルクマリル-7-アミド(MCA),フルオレセインイソチオシアネート(FITC)等の第1蛍光基4は特定波長領域において非蛍光物質であり、また粒子2の表面に高密度に存在しているときは濃度消光により蛍光強度が弱い。この酵素活性検出用粒子1に酵素5を含む検体溶液を接触させ反応させると、基質特異性を有するメタロプロテアーゼ等の酵素5は、第1蛍光基4と第1化合物3との間のペプチド結合や第1化合物3の基質ペプチドを特定の切断部位で選択的に切断する。第1化合物3と遊離した第1蛍光基6は7-アミノ-メチルクマリン(AMC)等の蛍光物質となったり、粒子2から離れることで濃度消光の効果が減少し、検体溶液の蛍光強度等の変化を指標として酵素活性を検出することができる(図1b)。粒子2の表面に結合した第1化合物3に水が吸着しても、粒子2の大きさに比べて第1化合物3の大きさは著しく小さく、かつ、粒子2の表面には微細な凹凸があるため、吸着水によって粒子2同士が付着することがないので、塊状や水あめ状になることがなく秤量精度を高めることができるとともに取扱性に優れる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-552842.GIF
研究分野
  • 酵素一般
  • 生化学的分析法
展開可能なシーズ 近年、病理学的診断などの医学的分野やプロテオーム解析等の研究的分野の発展に伴って、複数の酵素の活性を検出する必要性が生じていることから、酵素活性を検出する酵素活性検出用粒子及びそれを用いた酵素活性の検出方法並びに酵素活性検出具を開発した。
検体溶液の蛍光波長の強度を測定することによって、酵素の有無の検出だけでなく検体溶液内の酵素の定量分析も精度良く行うことができる。また吸着水の影響を受け難く秤量誤差も生じ難いため取扱性に優れるとともに測定精度を高め定量性を高めることができる。さらに製造する際には合成したペプチドを切断し精製する工程や凍結乾燥工程等の煩雑な工程が必要なく生産性に著しく優れた酵素活性検出用粒子を提供することができる。また蛍光測定用マイクロプレートを利用してイメージセンサ等で広範囲の画像解析を行うことにより、複数の酵素を含む検体溶液の酵素活性を短時間で網羅的に測定し解析することができ、測定効率を飛躍的に高め、医薬品に繋がる有用な物質の検索やスクリーニングを高効率で行うことができる。
用途利用分野 酵素活性検出試薬、酵素活性検出用粒子、生化学的分析試薬、酵素活性検出具
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州工業大学, . 西野 憲和, 加藤 珠樹, . ヒストン脱アセチル化酵素活性の測定方法. . 2008-08-07
  • C12Q   1/34     
  • C12Q   1/37     

PAGE TOP