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植物の内胚乳に特異的に発現する遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用

シーズコード S120007775
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 高岩 文雄
  • 川勝 泰二
技術名称 植物の内胚乳に特異的に発現する遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用
技術概要 イネインテグリン遺伝子GluD-1である配列番号:1記載の塩基配列からなるDNAあるいはイネインテグリンGluD-1タンパク質である配列番号:2記載のアミノ酸配列をコードするDNAである。この遺伝子は第2染色体上のマーカーRM145とR712に挟まれた約1.3Mb内に座乗していた。イネインテグリンGluD-1タンパク質は、配列番号:1記載のDNAを合成し、発現ベクターへ導入した後、宿主細胞内において発現させることにより取得することができる。また、プロモーター活性を有するDNAである配列番号:3記載の塩基配列からなるDNAであり、植物の胚乳組織、特に内胚乳において特異的なプロモーター活性を有する。このプロモーターDNAは、外来遺伝子を内胚乳特異的に発現させるために利用することができ、プロモーターDNAの下流に外来遺伝子を機能的に結合させたベクターを作成すればよい。このベクターにより、宿主細胞内においてタンパク質を発現させるためにも有用であり、形質転換植物体を作成し、この植物体からタンパク質を調製することも可能である。
画像

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研究分野
  • 遺伝子の構造と化学
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ 植物の内胚乳に特異的に発現する遺伝子およびこの遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用を提供する。
GluD-1プロモーターを用いて外来遺伝子発現を誘導することで、内胚乳という広い領域において有用物質を発現させることが可能になる。つまり、本発明のGluD-1プロモーターは、遺伝子組み換え技術を利用した、イネ内胚乳における物質生産、もしくは内胚乳成分改変のためのツールとして利用することができる。例えば内胚乳にはエネルギー源となるだけでなく、食味にも関連するデンプンが多量に含まれているため、本発明によって提供されるGluD-1プロモーターを用いて代謝経路を制御することで、様々なニーズに対して至適化を行うことが可能になる。また、GluD-1プロモーターによって、内胚乳特異的に外来遺伝子の発現を誘導し、有用物質を発現させることで、例えば白米の場合、洗米をしても有用物質が流れ落ちる可能性は低く、確実に有用物質を摂取することができるようになる。また精米しても胚乳に蓄積された外来有用遺伝子産物が失われる割合が少ない。
用途利用分野 バイオリアクター、栄養強化イネ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 高岩 文雄, 川勝 泰二, . 植物の内胚乳に特異的に発現する遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用. 特開2009-254239. 2009-11-05
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • A01H   5/00     
  • C12Q   1/02     

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