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小麦ふすま、大麦糠、米糠からの新規血圧降下ペプチドとその製造方法

シーズコード S120007777
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 野方 洋一
技術名称 小麦ふすま、大麦糠、米糠からの新規血圧降下ペプチドとその製造方法
技術概要 従来は廃棄の対象であった、澱粉を多く含まない小麦ふすま、大麦糠、米糠の粉末原料を、水又は緩衝液に添加混合し、添加混合後の水又は緩衝液のpHを3.05~3.95とし、30~45℃の温度で、少なくとも4時間以上反応させることによって、小麦ふすま、大麦糠、米糠の粉末原料中の内在性プロテアーゼの作用により貯蔵タンパク質が分解され、アンジオテンシンI変換酵素阻害活性を有するIle-Gln-Proのアミノ酸配列からなるトリペプチドを製造するものである。添加混合前に、ヘキサンを用いて粉末原料を脱脂処理してもよい。また、得られた反応液をODSカラムに通液し吸着させた後、10~25%エタノールもしくは10~25%アセトニトリルで溶出・回収し、精製してもよい。小麦ふすまのODSカラム吸着後の10%エタノール溶出粗精製物(ODSカラム処理粗精製物)を、高血圧自然発症ラットに”単回投与”し、血圧に及ぼす影響を調べた結果、”ODSカラム処理粗精製物”10mg/体重kgを投与した群は、投与後6時間まで投与前との有意な降圧作用が認められた。
画像

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研究分野
  • 農業廃棄物の利用
  • 血管作用薬・降圧薬の臨床への応用
展開可能なシーズ アンジオテンシンI変換酵素の阻害活性を有する新規ポリペプチドを提供する。小麦ふすま、大麦糠、米糠から、プロテアーゼやアミラーゼを添加することなく、しかも人体に有害な物質を添加することなく、アンジオテンシンI変換酵素の阻害活性を有するポリペプチドを、経済的、且つ効率よく製造しうる方法を提供する。
従来は廃棄の対象であった小麦ふすま、大麦糠、米糠を有効利用し、医薬品、機能性食品などとして有用なアンジオテンシンI変換酵素の阻害活性を有するポリペプチドを提供することができる。従って、食品分野、医薬品分野等において、有効に利用することができる。
用途利用分野 高血圧抑制薬、機能性食品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 野方 洋一, . 小麦ふすま、大麦糠、米糠からの新規血圧降下ペプチドとその製造方法. 特開2009-051813. 2009-03-12
  • C12P  21/06     
  • C07K   5/083    
  • C07K   1/12     

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