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イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)とその利用

シーズコード S120007789
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 福岡 修一
  • 溝淵 律子
  • 山本 伸一
  • 小泉 信三
  • 藤田 佳克
  • 安田 伸子
技術名称 イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)とその利用
技術概要 いもち病に対する圃場抵抗性を有することが明らかにされた、イネ由来のPi35(t)遺伝子のゲノムDNAの塩基配列は配列番号:1、cDNAの塩基配列は配列番号:2、これらの遺伝子がコードするタンパク質のアミノ酸配列は配列番号:3である。このPi35(t)遺伝子、あるいは、このPi35(t)遺伝子を含むベクターを導入することにより、形質転換植物体が得られる。これを利用して、Pi35(t)遺伝子を有する植物Bと、圃場抵抗性を付与したい植物(これら植物を「植物A」と記載する。)を交雑し、BのもつPi35(t)遺伝子が受け継がれ、かつ植物Aに近い個体を選抜し、これに植物Aによる交雑を重ねていく「戻し交雑」を行い、Bが有するPi35(t)遺伝子の形質を意図的に導入する。Pi35(t)候補遺伝子導入による病斑面積率の低下を検討した結果、(逆黒三角)印はPi35(t)導入個体、▽(逆白三角)印はベクターのみの導入個体、それぞれの平均値を示すが、ベクターのみを導入した個体と比較して、Pi35(t)候補遺伝子を導入した系統では全ての菌株に対して病斑の面積は低く、抵抗性が向上することが明らかとなった。
画像

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研究分野
  • 作物の品種改良
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)、およびこの遺伝子を利用した植物にいもち病に対する圃場抵抗性を付与する方法を提供する。
イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)によって、日本国内の複数のいもち病菌株に対して抵抗性を高めた植物を作出することが可能となる。すなわち、日本国内のイネ品種の中で、Pi35(t)遺伝子を持たない品種に対して、単離したPi35(t)遺伝子を導入する、またはPi35(t)遺伝子を保持するイネを育種することによって、幅広いいもち病レースに対して抵抗性を付与することが可能になると考えられる。
用途利用分野 いもち病圃場抵抗性イネ、いもち病圃場抵抗性コムギ、いもち病圃場抵抗性トウモロコシ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 福岡 修一, 溝淵 律子, 山本 伸一, 小泉 信三, 藤田 佳克, 安田 伸子, . イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)とその利用. 特開2010-124701. 2010-06-10
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • A01H   1/00     
  • A01H   5/00     
  • C07K  14/415    
  • C07K  16/16     
  • C12Q   1/68     

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