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反射率制御光学素子及び超薄膜光吸収増強素子

シーズコード S120007790
掲載日 2012年1月5日
研究者
  • 川崎 三津夫
技術名称 反射率制御光学素子及び超薄膜光吸収増強素子
技術概要 高反射率を有する基板上に透明膜を設け、さらにその表面に平均粒径が10nm以下の金属ナノ粒子が近接している状態または接触している状態にある金属薄膜から成る超薄膜を設ける。その金属は白金属元素単体、白金属元素同士の合金、白金属元素及びニッケルの合金のうちのいずれかとする。このようにして得た三層構造の素子は、所定の波長の光に対する反射率が大きく落ち込むという特性を有する。透明膜の厚みや屈折率、超薄膜の厚みや材料等を適切に選択することにより、波長に応じた反射率の制御を行うことが可能である。特に、金属薄膜が白金属元素であることにより、パルスレーザの照射によって薄膜の有無の制御を容易に行うことが可能となる。また、本発明は反射率変調特性を活かした超薄膜における光吸収増強素子を提供する。
画像

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研究分野
  • 電子・磁気・光学記録
展開可能なシーズ 光記録媒体の記録容量の増大が求められている。本発明は、簡単な構成で、反射率が大きく変化し、また反射率を制御可能な反射率制御光学素子を提供することを目的とする。
本発明の反射率制御光学素子は、反射率が波長に応じて変化するため、反射率の変化によってデジタル情報を記録または再生する光記録媒体の信頼性を格段に向上させることができる。そして、透明膜及び超薄膜の材料やその厚みなどを適切に設定することにより、反射率が極大となる波長及び極小となる波長を自由制御することが可能であるため、広い分野で応用することができる。さらに、超薄膜が平均粒径が10nm以下である白金系金属ナノ粒子が近接している状態または接触している状態にある金属薄膜であるという構成により、パルスレーザ照射によって超薄膜の実質的な存在の有無を精密に制御することが可能となり、本発明の反射率制御光学素子を光記録媒体として利用する際等にはその高い分解能を利用して高密度記録を実現することが可能となる。また、本素子の基本構成は三層から成る簡単な構造であるため、製作コストが非常に安価になる長所も兼ね備える。
用途利用分野 光記録媒体、CD、DVD
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 川崎 三津夫, . 反射率制御光学素子及び超薄膜光吸収増強素子. . 2008-08-07
  • G11B   7/258    
  • G11B   7/24     
  • G02B   1/10     
  • G11B   7/243    

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