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イオン伝導性配向セラミックスの製造方法およびそのイオン伝導体を用いた燃料電池 新技術説明会

シーズコード S120007834
掲載日 2012年1月6日
研究者
  • 嶺重 温
  • 矢澤 哲夫
  • 中尾 孝之
技術名称 イオン伝導性配向セラミックスの製造方法およびそのイオン伝導体を用いた燃料電池 新技術説明会
技術概要 イオン伝導性配向セラミックスの製造方法であって、次のステップから成る。1)ランタノイドの酸化物粉末とSi又はGeの少なくとも一方の酸化物粉末とを含む酸化物原料を混合する「酸化物原料混合工程」と、2)混合したこの酸化物原料を加熱溶融させて液体状態とし、これをキャストした後、急冷してガラス状物を得る「溶融ガラス化工程」と、3)ガラス状物を800~1400℃で熱処理して結晶化させる「結晶化工程」である。具体的には、LSO(ランタンシリケート)は、主成分の一つがケイ素であり、ガラス状態を採り易いと予想されることから、ガラス状態を媒体とし、配向性結晶成長を行わせるという方法、即ち、ガラス状態を一旦経由することにより、その後の結晶化工程で優先配向性を持たせたイオン伝導性配向セラミックスを形成させる新規な方法である。製造されたイオン伝導性配向セラミックスをイオン伝導体として固体電解質に用いると100~600℃程度の中温領域で作動可能な燃料電池を得ることができる。図は、本技術のイオン伝導性配向セラミックスの製造方法を示すフローチャートである。
画像

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研究分野
  • ガラスの製造
  • 燃料電池
展開可能なシーズ 低コスト且つシンプルなプロセスで、大型のものを簡単に得ることができ、しかもイオン伝導性の向上が可能なイオン伝導性配向セラミックスの製造方法およびこのセラミックを用いた中温領域で作動する燃料電池を提供する。
燃料電池(SOFC)用の固体電解質として利用可能な大面積のイオン伝導性配向セラミックスをシンプルなプロセスで作製することができる。これは、Siをベースとしていることから資源的に有利であり、低コストで提供することができる。また、このイオン伝導性配向セラミックスをイオン伝導体として固体電解質に使用すれば、中温領域で作動する燃料電池を提供することができる。
用途利用分野 燃料電池用固体電解質、酸素センサ、イオン伝導性セラミック
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 兵庫県, . 嶺重 温, 矢澤 哲夫, 中尾 孝之, . イオン伝導性配向セラミックスの製造方法およびそのイオン伝導体を用いた燃料電池. 特開2011-037662. 2011-02-24
  • C03C  10/04     
  • H01M   8/12     
  • H01M   8/02     
  • C03B  32/02     
  • C03C   3/095    

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