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小麦種子休眠性に関与するMFT遺伝子及びその利用

シーズコード S120007968
掲載日 2012年1月17日
研究者
  • 中村 信吾
  • 三浦 秀穂
  • 荻原 保成
  • 松本 隆
技術名称 小麦種子休眠性に関与するMFT遺伝子及びその利用
技術概要 配列番号1に記載の塩基配列、配列番号2に記載のアミノ酸配列を有するタンパク質をコードする塩基配列、等からなる群より選択される塩基配列からなる、種子休眠性向上遺伝子である。配列番号1に記載の塩基配列はMFT(Mother of FT and TFL1)遺伝子のcDNAであり、配列番号2に記載のアミノ酸配列は、配列番号1のcDNAをアミノ酸に翻訳したものである。また、配列番号3又は4に記載の塩基配列からなる、種子休眠性向上マーカー遺伝子である。配列番号3及び4に記載の塩基配列は、MFT遺伝子のゲノムDNA配列であり、種子休眠性が高いゼンコウジコムギの3A染色体短腕に存在するMFT遺伝子の塩基配列である。ゼンコウジコムギとそれ以外の品種のコムギを交配して子孫を得、その子孫のゲノムDNAにおいて、配列番号3又は4に記載の塩基配列からなる種子休眠性向上マーカー遺伝子の存在の有無を検出し、配列番号3又は4に記載の塩基配列からなる種子休眠性向上マーカー遺伝子の存在が検出された場合に、その子孫を種子休眠性が向上したコムギ品種であると判断して選抜する。
研究分野
  • 遺伝子操作
  • 発生,成長,分化
展開可能なシーズ コムギなどの穀物の生産において、降雨などの影響により、収穫前の穂に実った種子が発芽する穂発芽の発生を予防することは、種子の品質を著しく低下させるため大きな課題である。穂発芽の発生を予防するためには、種子の発芽しにくい性質である種子休眠性が高い品種の開発が必要である。本発明は、コムギの種子休眠性がいかなる遺伝子の作用に起因するかを明らかにし、種子休眠性向上遺伝子及び種子休眠性向上マーカー遺伝子を提供し、また、この遺伝子を用いて種子休眠性が向上したコムギ品種を育種する方法及び種子休眠性が向上した形質転換植物体を提供する。
本植物体は、種子休眠性が高いため穂発芽の発生を起こしにくく、安定した生産をすることができる。
用途利用分野 種子休眠性向上遺伝子、種子休眠性向上マーカー遺伝子、種子休眠性が向上したコムギ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 国立大学法人帯広畜産大学, 公立大学法人横浜市立大学, . 中村 信吾, 三浦 秀穂, 荻原 保成, 松本 隆, . 小麦種子休眠性に関与するMFT遺伝子及びその利用. 特開2010-075088. 2010-04-08
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • A01H   1/02     
  • A01H   5/00     
  • A01H   1/04     

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