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部位特異的にタンパク質にチロシンアナログを導入する方法

シーズコード S120008085
掲載日 2012年1月19日
研究者
  • 西川 一八
  • 横川 隆志
  • 大野 敏
技術名称 部位特異的にタンパク質にチロシンアナログを導入する方法
技術概要 変異型チロシルtRNA合成酵素はD321Rの変異を有し、配列番号1で示されるアミノ酸配列である。無細胞タンパク質合成系に、(1)タンパク質をコードする遺伝子、(2)アンチコドンをタンパク質中の特定部位をコードするコドンに対応させた改変型tRNATyr、および(3)改変型tRNATyrをチロシンアナログ化することができるD321Rの変異を有する変異型チロシルtRNA合成酵素、を添加して、タンパク質中の特定部位のアミノ酸を非天然アミノ酸に変異させた非天然アミノ酸含有タンパク質を製造する。無細胞タンパク質合成系は、タンパク質の非天然アミノ酸に変異させる特定部位のアミノ酸コドンに対応する天然のtRNAを固定化プローブDNAを用いて選択的に減少又は除去されたものを用いる。酵母TyrRS変異体(D321R TyrRS)を用いたtRNATyr改変体のチロシン受容能を示すものであるが、D321RはコドンとしてCGG,GAG,GGGを認識するtRNA以外の幅広いtRNAを基質として認識し、アミノ酸を受容させることが可能であった。
画像

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研究分野
  • 酵素の応用関連
展開可能なシーズ 目的の遺伝子に変異を導入することなく、アンバーコドン等ストップコドン以外の、アミノ酸をコードするコドンにチロシンアナログを含む変異タンパク質の製造方法を提供する。
変異アミノ酸を導入しようとするタンパク質をコードする遺伝子を変異させる必要なく、確実にコドン特異的に変異アミノ酸を入れた非天然アミノ酸蛋白質を効率的に製造できる。具体的には、改変型tRNATyr及びTyrRS変異体を用いて、AGU用tRNAを除いた大腸菌由来の無細胞タンパク質合成系により、チロシンアナログの存在下、鋳型DNAより非天然アミノ酸含有タンパク質を合成できる。
用途利用分野 非天然型アミノ酸含有タンパク質合成キット、非天然型アミノ酸含有タンパク質合成用試薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人岐阜大学, . 西川 一八, 横川 隆志, 大野 敏, . 部位特異的にタンパク質にチロシンアナログを導入する方法. . 2009-01-08
  • C12P  21/02     
  • C12N  15/09     

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