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グラファイト被覆金属ナノ粒子の製造方法及びグラファイト被覆金属ナノ粒子の薄膜化方法

シーズコード S120008103
掲載日 2012年1月19日
研究者
  • 山田 真実
技術名称 グラファイト被覆金属ナノ粒子の製造方法及びグラファイト被覆金属ナノ粒子の薄膜化方法
技術概要 金属原子Mを中心金属とする陰イオン性金属錯体を含有する溶液と、金属原子Mの金属陽イオンを含有する溶液とを混合し、金属原子M及び金属原子M2からなるプルシアンブルー類似型金属錯体の結晶を析出させる。得られた錯体の結晶と配位子を有する炭化水素化合物とを溶媒中で混合して分散液とし、分散液から溶媒を分離して金属錯体の微粒子を得る。金属錯体の微粒子を還元焼成する。これによってグラファイト被覆金属ナノ粒子を製造する。更に金属錯体の微粒子を製膜化し、製膜化した金属錯体の微粒子を還元焼成する。プルシアンブルー類似型金属錯体は、NaCl型格子を組んだ二種類の金属原子M1、金属原子Mの間が、炭素原子及び窒素原子からなるシアノ基により三次元的に架橋された構造のプルシアンブルー型金属錯体と類似する骨格を有し、その結晶は、図に示すような基本骨格M-CN-Mを有し、シアノ基以外の官能基、例えば、ビピリジン、オキサラト、エチレンジアミン、マロネート、ピラジン、トリアゾール等を含む。
画像

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研究分野
  • 金属組織学
  • 金属薄膜
展開可能なシーズ 一般的な材料を用い、簡便な装置で金属組成の精密制御が可能で、かつ耐酸化性、耐薬品性を備えたグラファイト被覆金属ナノ粒子を大量に製造できるようにする。金属磁性ナノ粒子を高分子やアルキル鎖で被覆しただけでは、金属ナノ粒子の表面の被覆に欠陥が多く生じること、酸化物層による被覆では酸素が徐々に浸透すことから、これらの被覆では酸化に対して十分な安定性を確保できていない。簡便にかつ大量にグラファイトされた被覆金属ナノ粒子を製造する方法及びグラファイト被覆金属ナノ粒子の薄膜化方法を提供する。
簡便にかつ大量にグラファイト被覆で保護された金属ナノ粒子を得ることができ、得られたグラファイト被覆金属ナノ粒子は、サイズが小さく粒径が揃いかつ整った球形を有し、各種溶媒への分散安定性、特性の持続性がよい。得られた薄膜は、グラファイト被覆金属ナノ粒子が粒径の単一性がよいため、グラファイト層への化学修飾が容易であり、高品質のデバイス素材となる。また、酸化されにくく保磁力の高い磁性ナノ粒子薄膜を、数nmの超膜膜からミクロン程度の膜厚で制御できる。
用途利用分野 触媒、光学材料、電子材料、センサー用磁気材料、抗菌材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 山田 真実, . グラファイト被覆金属ナノ粒子の製造方法及びグラファイト被覆金属ナノ粒子の薄膜化方法. 特開2010-261085. 2010-11-18
  • B22F   1/02     
  • C01B  31/04     

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