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ナトリウム/プロトン対向輸送体遺伝子

シーズコード S120008143
掲載日 2012年1月19日
研究者
  • 福田 篤徳
  • 田中 喜之
技術名称 ナトリウム/プロトン対向輸送体遺伝子
技術概要 単子葉植物由来のNa+/H+対向輸送体および輸送体をコードするDNAは、配列番号:2(OsNHX1タンパク質のアミノ酸配列)に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNAであり、配列番号:1(OsNHX1タンパク質をコードするDNA)に記載の塩基配列のコード領域を含むDNAである。また、単子葉植物由来のNa+/H+対向輸送体をコードする、配列番号:2に記載のアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNAであり、配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAである。なお、単子葉植物はイネ科植物であり、DNAを含むベクターである。また、DNAまたはベクターを保持する形質転換細胞、植物細胞である形質転換細胞、DNAによりコードされるタンパク質、である。タンパク質の製造方法は、形質転換細胞細胞を培養し、細胞またはその培養上清から発現させたタンパク質を回収する。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
展開可能なシーズ 植物に対する塩ストレスには、浸透圧ストレスとイオンストレスがある。浸透圧ストレスとは、環境が高濃度の塩分のため高浸透圧となり、植物の水分吸収の妨げになると同時に植物体から水を奪うため、乾燥ストレスと同じ作用をする。植物には浸透圧ストレスを回避する機構が存在し、その中心的働きをするのがイオン(K+、Na+、Cl-、有機酸など)などである。イオンストレスは、過剰なNa+が植物の細胞内に吸収されると、細胞内の酵素反応が阻害され代謝障害が起こる。そのため、細胞内に蓄積したNa+を細胞外に排出したり、液胞などの細胞内器官に隔離する必要があり、その中心的な働きをすると考えられるのがNa+/H+対向輸送体である。そこで、単子葉植物、好ましくはイネ由来のNa+/H+対向輸送体及びび輸送体をコードするDNA、並びにそれらの製造、用途を提供する。
単離されたNa+/H+対向輸送体遺伝子は、植物体内で発現させることにより、植物体に塩耐性を付与できると考えられる。このため、例えば、イネなど有用農作物に導入することにより耐塩性を向上させ、乾燥地等においても塩害を受けず、農作物の収穫量を増大させる上で大いに貢献しうる。
用途利用分野 耐塩性植物体、DNA
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 福田 篤徳, 田中 喜之, . ナトリウム/プロトン対向輸送体遺伝子. . 2002-04-09
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     
  • C07K  14/415    
  • C07K  16/16     
  • C12N   5/10     
  • C12P  21/02     
  • C12Q   1/68     

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