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木材腐朽担子菌を用いたプリオンの分解方法

シーズコード S120008193
掲載日 2012年1月20日
研究者
  • 近藤 隆一郎
  • 堤 祐司
  • 毛利 資郎
  • 松浦 裕一
技術名称 木材腐朽担子菌を用いたプリオンの分解方法
技術概要 高分子化合物に対して高い分解能力を有する木材腐朽担子菌およびそのリグニン分解酵素がプリオンを分解できることを見出した。すなわち、マンガンペルオキシダーゼ(MnP)を産生する木材腐朽担子菌の菌体又はその処理物、あるいはマンガンペルオキシダーゼ(MnP)を産生する木材腐朽担子菌の培養液又はその処理物を用いる異常プリオンを含むプリオンの分解方法である。木材腐朽担子菌としてPycnoporus coccineusあるいはPhanerochaete chrysosporiumなどリグニン分解酵素を産生する菌株が使用できる。また、これらマンガンペルオキシダーゼ(MnP)を産生する木材腐朽担子菌の菌体又はその処理物、あるいは木材腐朽担子菌の培養液又はその処理物、あるいはを産生する木材腐朽担子菌が産生するプリオン分解酵素は、プリオン分解剤として使用することができる。また、マンガンペルオキシダーゼ(MnP)を産生する木材腐朽担子菌を担体に固定化し、処理対象物を通過させるタンク内にこの担体を設置することによって、プリオン分解用のバイオリアクターを構築することができる。
画像

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研究分野
  • 酵素の応用関連
  • 廃棄物処理
展開可能なシーズ 微生物を用いたプリオンの分解方法を提供する。さらに、低エネルギーかつ低コストでプリオンを分解する方法を提供する。
低エネルギーかつ低コストでプリオンを分解する方法を提供することが可能になる。異常プリオンタンパク(PrPsc)の分解酵素として見出されたMnPはオキシドレクターゼであり、分解における活性種はMn3+であることから、分解反応には非特異的に進行し、標的となるPrPscはランダムに切断された小さなフラグメントまで分解されると推測される。したがって、in vivoにおいて感染性の消失が確認されれば、PrPscを完全に分解し不活化する初めての酵素であり、今後の応用が期待できる。
用途利用分野 プリオン分解剤、プリオン分解バイオリアクター
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 近藤 隆一郎, 堤 祐司, 毛利 資郎, 松浦 裕一, . 木材腐朽担子菌を用いたプリオンの分解方法. 特開2005-287322. 2005-10-20
  • C12N   1/14     
  • C12N   9/08     
  • C12N   9/02     
  • C12N   1/00     

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