TOP > 技術シーズ検索 > 無電解Cuめっき液および無電解Cuめっき方法

無電解Cuめっき液および無電解Cuめっき方法

シーズコード S120008219
掲載日 2012年1月20日
研究者
  • 新井 進
技術名称 無電解Cuめっき液および無電解Cuめっき方法
技術概要 CNTの分散剤として、トリメチルセチルアンモニウム塩を1.0×10-3M~2.0×10-3M程度添加する。トリメチルセチルアンモニウム塩は、トリメチルセチルアンモニウムクロリドが好適である。めっき条件によって、CNTが無電解Cuめっき皮膜内に完全に埋没している状態や、無電解Cuめっき皮膜表面にCNTの先端が突出している状態に調整できる。CNT先端がめっき皮膜表面に突出している場合には、摺動特性に優れる被めっき物を得ることができる。また、無電解Cuめっき皮膜中にCNTを取り込ませた場合、2μm程度のめっき皮膜の厚さで、100kHz~数GHz程度までの高い周波数の電磁波シールド性を有することが期待できる。無電解Cuめっき液は、CNTと、このCNTを分散させるトリメチルセチルアンモニウム塩を含む。トリメチルセチルアンモニウム塩は、トリメチルセチルアンモニウムクロリドが好適である。上記無電解Cuめっき液を用いて無電解めっきを行い、被めっき物に、CNTが埋没した又は表面にCNTの先端が突出した無電解Cuめっき皮膜を形成する。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2009-065067.GIF
研究分野
  • 無電解めっき
展開可能なシーズ 電解Cuめっき方法では、分散剤にポリアクリル酸を用いてCuめっき液中にCNTを分散させ、めっきを施すことによって、Cuめっき皮膜中にCNTを取り込ことができる。分散剤にポリアクリル酸を用いることによって、CNTをCuめっき液中に良好に分散できる。しかし、無電解Cuめっきの場合には、電解Cuめっきとはめっきの原理が異なり、電解Cuめっきの場合ほどは、Cuめっき皮膜中にCNTを良好に取り込むことはできなかった。CNTをめっき皮膜中に良好に取り込むことのできる無電解Cuめっき液および無電解Cuめっき方法を提供する。
無電解めっきであっても、被めっき物に、CNTが埋没した状態や、先端が突出した状態で良好に取り込まれたCuめっき皮膜を形成することができる。この被めっき物は、電磁波シールド性や摺動特性に優れる。また、無電解Cuめっきであることから、被めっき物が複雑な形状のものであっても均一な膜厚が得られる。
用途利用分野 摺動性被めっき物、電磁波シールド電気機器、電磁波シールド電子機器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人信州大学, . 新井 進, . 無電解Cuめっき液および無電解Cuめっき方法. 特開2010-215978. 2010-09-30
  • C23C  18/52     
  • C23C  18/38     

PAGE TOP