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Fe‐Pt合金めっき方法およびFe‐Pt合金めっき液

シーズコード S120008233
掲載日 2012年1月20日
研究者
  • 新井 進
  • 加茂 琢弥
技術名称 Fe‐Pt合金めっき方法およびFe‐Pt合金めっき液
技術概要 3価のFe塩、該3価のFeの錯化剤、Pt塩、および伝導度塩を含むFe‐Pt合金めっき液を用いて被めっき物にFe‐Pt合金めっきを行う。Fe‐Pt合金めっき膜をL1型Fe‐Pt規則合金に相変換させるため400℃~600℃の温度で熱処理を行う。Feの錯化剤はクエン酸又はその塩である。めっき液中のクエン酸又はその塩の含有量を増加させるに従い、Fe‐Pt合金めっき膜中のFe含有量が低下する。めっき液中の3価のFe塩を増加させるに従い、Fe‐Pt合金めっき膜中のFe含有量が増加する。Fe‐Pt合金めっき液のpHを4~10とする。Fe‐Pt合金めっき液は、3価のFe塩0.7mM~7.0mM、3価のFeの錯化剤12.3mM~98mM、Pt塩1mM~4mM、および伝導度塩を含む。3価のFe塩にはFe2(SO・nHO、3価のFeの錯化剤には(NH、Pt塩にはPt(NO(NHを用いる。
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研究分野
  • 電気めっき
展開可能なシーズ Fe‐Pt合金膜は磁気特性に優れるため、次世代磁気記録媒体の材料として期待されている。Fe‐Pt合金膜の作製方法としては電気めっき法が有効であるが、めっき浴の安定性に問題があった。2価の鉄イオンは、めっき中に、特に陽極において酸化され、Fe3+イオンとなり沈殿しやすいFe(OH)が生成する。生成したFe(OH)はFe‐Pt合金膜中に取り込まれ磁気特性を低下させてしまう。磁気特性に優れるFe‐Pt合金めっき膜を提供でき、また液の安定性にも優れるFe‐Pt合金めっき方法およびFe‐Pt合金めっき液を提供する。
3価のFe塩を用いるので、錯化剤の存在により、金属錯体が形成され、めっき液中に安定して存在し、Fe(OH)が生成されず、長時間経過してもめっき液は安定であった。Fe‐Pt合金めっきが施された被めっき物に熱処理を行い、Fe‐Pt合金めっき膜をL1型Fe‐Pt規則合金に相変換させることによって、2000Oe程度の高い保磁力を有する磁性材料に調整できた。
用途利用分野 Fe‐Pt合金めっき液、垂直磁気記録媒体、触媒材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人信州大学, . 新井 進, 加茂 琢弥, . Fe‐Pt合金めっき方法およびFe‐Pt合金めっき液. 特開2011-063842. 2011-03-31
  • C25D   3/56     
  • C25D   5/50     
  • C25D   7/00     

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