TOP > 技術シーズ検索 > 微生物への核種収着評価方法

微生物への核種収着評価方法

シーズコード S120008271
掲載日 2012年1月24日
研究者
  • 吉川 英樹
  • 三浦 雅彦
  • 矢古宇 靖子
  • 西村 務
  • 加藤 修
技術名称 微生物への核種収着評価方法
技術概要 この方法は、微生物を接種した液体培地に、表面積がほぼ同一で且つ表面積を測定可能な形状の複数の基材を投入し、この基材の表面にバイオフィルムを形成するバイオフィルム形成工程、及びバイオフィルムが形成された基材を液体培地から取り出し、収着評価したい核種を含んだ液に浸漬する収着工程、の2工程を含む。バイオフィルム形成状態は、基材の表面積の算出並びにバイオフィルムの乾燥重量の測定により定量的に評価し、バイオフィルムによる核種収着能は、収着評価したい核種を含んだ液における核種濃度の変化から収着率を求め、バイオフィルム重量あるいは表面積当たりの収着量に換算することより定量的な評価を可能とした微生物への核種収着評価方法である。ここで基材は、例えば岩石などからなる。該基材の表面は、バイオフィルムの形成を促進するため粗面化する。深地層を模擬するには、前記バイオフィルム形成工程及び収着工程を、調査すべき深地層環境に対応した高圧下で行う。
研究分野
  • 放射性廃棄物
展開可能なシーズ 岩石などからなる基材の表面にバイオフィルムを発生させ、このバイオフィルムへの核種収着能を定量的に評価できるようにした微生物への核種収着評価方法である。
実際の自然環境下の状況を模擬したバイオフィルム共存系での影響評価試験を実施でき、人工バリア材や天然バリアに対するバイオフィルム形成状態の把握と、それらのバイオフィルムによる核種の収着実験が実施可能であり、地層処分の安全評価における微生物の影響を定量的に評価することができる。基材の表面積の算出、基材付着バイオフィルム量の定量的な把握、蛍光顕微鏡観察による微生物数の測定、走査型電子顕微鏡によるバイオフィルム表面の観察、電子プローブマイクロアナリシスによる表面元素分布の把握などが可能である。
用途利用分野 微生物核種収着評価装置、自然環境放能汚染調査装置、海洋放射能汚染調査装置、放射性廃棄物監視システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人 日本原子力研究開発機構, . 吉川 英樹, 三浦 雅彦, 矢古宇 靖子, 西村 務, 加藤 修, . 微生物への核種収着評価方法. 特開2007-074902. 2007-03-29
  • C12Q   1/06     

PAGE TOP