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有機ラジカル種の製造方法、並びに造影剤の製造方法及び造影剤

シーズコード S120008276
掲載日 2012年1月24日
研究者
  • 熊田 高之
  • 能田 洋平
技術名称 有機ラジカル種の製造方法、並びに造影剤の製造方法及び造影剤
技術概要 ラジカルの生成及び動的核スピン偏極は次のようにして実施する。紫外線発生装置12、13で発生された紫外線を紫外線透過型光ファイバ14を介して動的核スピン偏極装置11の試料16に導く。試料16内の偏極試料にはフェノールなどの光解離性分子が少量混入されている。そして、極低温に冷やされた試料16に紫外線を照射し、ラジカルを生成した後に、マイクロ波発生装置19によって生じたマイクロ波を照射することで、同一箇所にて動的核スピン偏極を行う。動的核スピン偏極した試料は、安定ラジカルを用いた偏極試料と同様に、例えば熱湯を用いる等して瞬時に融解した後、輸送管17を通じて瞬時にNMR装置20まで移送される。この動的核スピン偏極の状態を核スピン偏極度測定用NMR装置23で測定した結果、4.2K熱平衡時と動的核スピン偏極時の信号強度比から、偏極度が最大で約50倍であった。NMR信号の強度は4.2Kの熱平衡信号に対して、4.2K動的偏極時には14倍に、1.5K動的偏極時には48倍の絶対偏極度1.3%に達した。
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研究分野
  • 磁気の計測法・機器
展開可能なシーズ 製造が容易な有機ラジカル種の製造方法、並びに、毒性が低く、造影作用が持続する、動的核スピン偏極法を用いた造影剤とその製造方法を提供する。
トリチルラジカルやニトロキシラジカルなどの安定ラジカルの混入の手法と同程度の手間で、これまで煩雑な電子線照射の手法でしか得られなかった、溶融時に消失するために核スピンの脱偏極や動物試料に対し害を与えることのないラジカルを、大量に発生させることができる。従って、NMR信号検出感度が極めて高い造影剤を得ることができる。
用途利用分野 NMR用造影剤製造装置、生体診断装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人日本原子力研究開発機構, . 熊田 高之, 能田 洋平, . 造影剤の製造方法. 特開2010-175505. 2010-08-12
  • G01R  33/28     
  • G01N  24/12     
  • A61K  49/00     

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