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イネの側根を発達させる方法

シーズコード S120008321
掲載日 2012年1月24日
研究者
  • 西澤 洋子
  • 望月 進
  • 南 栄一
技術名称 イネの側根を発達させる方法
技術概要 変異があるEL5を発現する形質転換イネを、窒素源として1mM未満の硝酸塩又は10mM未満のアンモニウム塩を含む培地を用いて野生型のイネの生育に適した条件下で培養して、該条件下で培養した野生型のイネより側根が長い及び/又は側根の数が多いイネを得ることを含む、側根が発達したイネを製造する方法である。この方法は、EL5のドメインIVのアミノ酸配列における、第162位のバリンがアラニンへ置換されたV162A変異EL5を発現する形質転換イネを、窒素源として1mM未満の硝酸カリウム又は10mM未満の硫酸アンモニウムを含む培地を用いて培養することにより、野生型のイネより側根の数が多いイネを得ることに成功したことに基づいている。この現象は、主根の伸長機構に影響を与えることなく、側根の発達を促進するものである。すなわち、この現象は、主根の伸長を抑制せずに、側根の発達を促進することができる現象である。
研究分野
  • 稲作
展開可能なシーズ 主根の伸長をほとんど抑制することなく、野生型のイネと比べて、側根が発達したイネを製造する方法及びイネの側根を発達させる方法を提供する。
この方法によれば、低窒素条件下で、野生型のイネより側根が長い及び/又は側根の数が多いイネを得ることができる。通常、窒素濃度を上げれば、側根を発達させることができるが、主根の伸長は抑制される。しかし、この方法は、この逆の現象を利用するものであり、窒素濃度を下げることにより、主根の伸長をほとんど抑制することなく、側根を発達させることができる。この低窒素条件下のイネの栽培によって、野生型のイネの栽培と比べて、環境や家畜への影響を低減し、かつ経済性に有利な農業の実現が期待できる。
用途利用分野 環境影響低減イネ、側根が発達したイネ、イネの栽培方法解説書
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 西澤 洋子, 望月 進, 南 栄一, . イネの側根を発達させる方法. 特開2010-207095. 2010-09-24
  • A01H   1/00     
  • C05C   5/02     
  • C05C   3/00     
  • C12N  15/09     

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