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ロドコッカス(Rhodococcus)属細菌を用いた代謝方法

シーズコード S120008348
掲載日 2012年1月24日
研究者
  • 岩淵 範之
  • 中嶋 睦安
  • 砂入 道夫
  • 明瀬 由美子
  • 鷲崎 友哉
技術名称 ロドコッカス(Rhodococcus)属細菌を用いた代謝方法
技術概要 本発明は、実質的にマグネシウム塩を含有しないか、又は、制限された濃度以下のマグネシウ塩を含有する水溶性培地に、ロドコッカス属細菌を添加する工程と、前記水溶性培地に、代謝対象物を添加して、当該代謝対象物を前記細菌によって代謝する工程と、を備えることを特徴とする。ロドコッカス属細菌は、ロドコッカス・エリスロポリスであり、好ましくはそのPR4株である。二層培養環境下での生育には、グルコースは影響しないもものの、イーストエキストラクトが増殖に必須で、生育下限のイーストエキストラクト濃度が0.02%であることを確認した。図1に示したように、上記培養条件下で、MgCl濃度を減少させていくことにより、その局在性は転移型から吸着型へ変化する方向に向かうが、その濃度が8.9μM付近で転移型と吸着型の割合が逆転し、それ以下の濃度では転移型の菌体の割合が多くなることを見出した。同様に、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム等塩化マグネシウム塩以外のマグネシウム塩の濃度を制限することにより、ロドコッカス属の細菌の炭化水素に対する局在性を調整できることが分かった。
画像

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研究分野
  • 微生物の接種・培養法
  • 下水,廃水の生物学的処理
  • 反応操作(単位反応)
展開可能なシーズ ロドコッカス属微生物は炭化水素の分解・代謝に有用であるものの、炭素数が一定以下の炭化水素には転移出来ないなどの制限があった。本発明の目的は、ロドコッカス属微生物の親油性溶媒に対する親和性を制御し、即ち、親油性溶媒に吸着する状態からこれに転移する状態に変化させることにより、炭素数が一定以下の炭化水素も効率よく分解できる方法を提供することである。
同細菌の培地に添加される無機塩の濃度を制限することによって、当該細菌を低炭素数の炭化水素に転移させることができることを見出した。これにより、ロドコッカス属微生物の炭化水素などの代謝対象成分に対する親和性を吸着状態から転移状態に変化させ、効率よく分解できる方法を提供することができる。
用途利用分野 親油性溶媒代謝・処理方法、炭化水素分解・処理システム、環境浄化システム、物質生産システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 岩淵 範之, 中嶋 睦安, 砂入 道夫, 明瀬 由美子, 鷲崎 友哉, . ロドコッカス(Rhodococcus)属細菌を用いた親油性溶媒処理方法. 特開2011-041541. 2011-03-03
  • C12N   1/20     
  • C12N   1/26     
  • C12N   1/00     

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