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リポソーム及びその作製方法

シーズコード S120008432
掲載日 2012年1月26日
研究者
  • 高木 昌宏
  • 濱田 勉
  • 三浦 陽子
技術名称 リポソーム及びその作製方法
技術概要 リポソームの作製方法は、まず、水性溶液相1上に油性溶液相2を配し、油水界面に外層脂質膜となる脂質単分子膜3を形成しておく。脂質単分子膜3は、油性溶液相2中に各種リン脂質等の脂質成分を添加して形成する。次に、油性液体相2中に内層脂質膜6が形成されたW/O液滴5を導入し、W/O液滴5の水性溶液と水性溶液相1の水性溶液に比重差を付与することで、重力によりW/O液滴5を水性溶液中に移行させて沈ませ、内層脂質膜6の外側に外層脂質膜を形成してリポソーム9を形成する。本リポソームの作製方法において、W/O液滴5を、油水界面に通過させる前に、内層脂質膜6を構成する脂質成分と油水界面に形成される脂質単分子膜3を構成する脂質成分との組成を変えておくことで、非対称性脂質2分子膜が形成される。また、W/O液滴5が油水界面を通過する際、大きな液滴の方が加わる重力が大きく、小さな液滴に比べて油水界面を通過し易いという特徴があるが、前記比重差を大きくすれば、小さな液滴まで油水界面を通過する。したがって、液滴と水性溶液の比重を調整することで、形成されるリポソームのサイズをコントロールする。
画像

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研究分野
  • コロイド化学一般
  • 脂質一般
  • 吸着,イオン交換
展開可能なシーズ 生体膜の非対称性を模倣したリポソームの構築及びドメイン形成を実現することを目的とし、穏やかな条件下でリポソームの形成が可能で、リポソームを破壊することなく高い形成率で形成することが可能なリポソームの作製方法を提供する。
水性溶液相と油性溶液相との油水界面にリポソームの外層脂質膜となる脂質単分子膜を形成しておき、その脂質単分子膜に、内層脂質膜が形成された液滴5を通過させることにより、目的とするポソームを得ることができ、このリポソームの形成過程においては、その状況を視認することができると共に、リポソームのサイズをコントロールすることが可能である。また、水性溶液中へと移行させる。重力による液滴の水性溶液中への移行は、非常に穏やかな条件下で行われ、力学的ストレス等が加わることがないので、形成されたリポソームが破壊されることがない。また、作製されるリポソームは、非対称性脂質2分子膜が形成されたリラフト様のミクロドメイン構造を有するので、内層と外層の組成の異なるリポソーム上での相分離実験系を確立することができる。
用途利用分野 リポソーム生成装置、コロイド粒子生成装置、生体膜模造試料作成装置、化粧剤製造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学, . 高木 昌宏, ▲濱▼田 勉, 三浦 陽子, . リポソーム及びその作製方法. 特開2009-255019. 2009-11-05
  • B01J  13/04     
  • A61K  47/26     
  • A61K   9/127    

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