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熱蛍光線量測定素子

シーズコード S120008442
掲載日 2012年1月27日
研究者
  • 福田 和悟
技術名称 熱蛍光線量測定素子
技術概要 フッ化カルシウムの母材に、テルビウムTb、サマリウムSm、ガドリニウムGdの各酸化物を適切な比率で添加し、熱蛍光線量測定素子を構成する。具体的には、各添加物の添加量は、Tbを0.01~0.2重量%、Smを0.01~0.2重量%、及び、Gdを0.01~1重量%の各範囲とする。複数の添加物を同時添加し、複数の放射線の線種に対して測定感度を得る。このような添加比率とすることで、各線種の熱蛍光グローピークが明確に分離され得る(図)。熱蛍光線量測定素子は、原材料であるCaF、Tb、Sm及びGdの各粉末を均一に混合した上で型枠に入れ、型枠中の混合粉末に圧力を加えて成形体とし、さらにこの成形体を1000~1200℃に加熱した加熱炉中で焼結することによって得る。
画像

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研究分野
  • 放射線検出・検出器
展開可能なシーズ 熱蛍光線量測定素子は、フッ化カルシウムやフッ化リチウム等の母材に、テルビウム、サマリウム、ガドリニウム等の希土類元素を添加したもので、添加元素は、紫外線、X線、ガンマ線、中性子線等の放射線の照射によって励起される。熱蛍光線量測定素子は、放射線等を扱う現場で作業者の被曝量を測定するために使用されるが、どのような放射線種を被曝する恐れがあるか予め想定し、その放射線種に対応した熱蛍光線量測定素子を用いる必要がある。一つの熱蛍光線量測定素子で、複数の放射線の線種、特にガンマ線及び中性子線を他の放射線と分別して、その照射量を定量評価する。
複数の添加物を同時添加により、複数の放射線の線種に対して測定感度を得ることができる。しかも、所定の添加比率で、各線種の熱蛍光グローピークが明確に分離され得る。そのため、複数の放射線が混在している混合放射場、特にガンマ線及び中性子線と、他の放射線とが混合している場合においても、一つの熱蛍光線量測定素子で、ガンマ線及び中性子線と、その他の線種が分別でき、しかも、分別ごとに照射量が定量的に評価できる。
用途利用分野 熱蛍光線量測定素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人大阪産業大学, . 福田 和悟, . 熱蛍光線量測定素子. 特開2008-256404. 2008-10-23
  • G01T   1/11     
  • G01T   1/00     
  • C09K  11/08     
  • C09K  11/61     
  • C09K  11/00     

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