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抗CD38抗体を細胞表面に有する免疫担当細胞

シーズコード S120008460
掲載日 2012年1月27日
研究者
  • 三原 圭一朗
技術名称 抗CD38抗体を細胞表面に有する免疫担当細胞
技術概要 抗CD38抗体を産生するハイブリドーマから単離した抗CD38抗体をコードするmRNAを用いて、抗CD38抗体のcDNAを増幅し、増幅したcDNAをレトロウイルスベクターに挿入し、遺伝子挿入されたベクターをパッケージング細胞にトランスフェクションすることにより、抗CD38抗体発現レトロウイルス粒子を産生するパッケージング細胞を作製し、パッケージング細胞から放出されたレトロウイルス粒子を、ヒト免疫担当細胞に感染させる、抗CD38抗体を細胞表面に発現させた免疫担当細胞を作製する方法である。ここで、抗CD38抗体は、CD8αのシグナルペプチドをコードする塩基配列(a)、L鎖可変部領域(配列番号1)をコードする塩基配列(b)、リンカー塩基配列(c)、H鎖可変部領域(配列番号2)をコードする配列(d)、CD8αのヒンジ及び膜貫通ドメインをコードする塩基配列(e)、4-1BB細胞内ドメインをコードする塩基配列(f)、およびCD3ζ鎖をコードする塩基配列(g)を順次連結したDNA用いて発現させたものである。免疫担当細胞は、T細胞、ナチュラルキラー細胞、マクロファージ又は多形核白血球である。
画像

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研究分野
  • 腫ようの実験的治療
  • 抗原・抗体・補体の生産と応用
展開可能なシーズ 骨髄腫細胞、悪性リンパ腫細胞、白血病細胞等に特異的に細胞傷害性を有する抗CD38抗体を細胞表面に発現させた遺伝子工学的免疫担当細胞を提供する。さらに、T細胞、ナチュラルキラー細胞、マクロファージ、多形核白血球等の任意の免疫担当細胞に感染しうるレトロウイルス粒子を産生する細胞を提供する。
抗CD38抗体を細胞表面に有する免疫担当細胞は、骨髄腫、悪性リンパ腫、その他CD38抗原を細胞表面に多く発現する白血病細胞等の癌細胞に細胞傷害性を有するため、これらの種類の癌に有用な治療手段となる。この治療手段は、現在行われている化学療法剤とは異なり、現在使用されている化学療法剤が有するような耐性の問題はなく、また、ほとんどの化学療法剤が有する、嘔吐、下痢、脱毛等の、重篤な副作用はないものと考えられる。
用途利用分野 抗癌剤(免疫療法薬)
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人広島大学, . 三原 圭一朗, . 抗CD38抗体を細胞表面に有する免疫担当細胞. . 2009-10-29
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • C07K  16/46     
  • C07K  16/28     

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