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抗体の可変領域を用いた新規な遺伝子発現調節方法

シーズコード S120008517
掲載日 2012年1月31日
研究者
  • 乾 秀之
  • 祗園 景子
技術名称 抗体の可変領域を用いた新規な遺伝子発現調節方法
技術概要 抗体のVとV断片にそれぞれDNA結合領域あるいは転写活性化領域を結合した組換えタンパク質を作製することにより、抗原(誘導物質)が存在する場合にVとVが会合し、両組換えタンパク質が一つの転写因子としての働きを示して遺伝子の転写を促進又は抑制する遺伝子発現調節システムが得られる。すなわち、抗体の重鎖可変領域と、DNA結合タンパク質または転写調節因子のいずれか一方とを融合させた組換えタンパク質遺伝子、抗体の軽鎖可変領域と、DNA結合タンパク質または転写調節因子のうち重鎖可変領域と融合させた方とは別の方とを融合させた組換えタンパク質遺伝子、並びに、DNA結合タンパク質に応答するプロモーターおよびその下流にある標的遺伝子を、細胞、組織又は個体において同時に発現させる特定の抗体の抗原を誘導物質とする遺伝子発現調節システムである。この遺伝子発現調節システムを用いることにより、環境汚染物質に結合する抗体を用いて構築した本システムにより、汚染物質分解微生物において増殖制御遺伝子の発現を制御し、微生物による二次汚染の回避する。
画像

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研究分野
  • 遺伝子発現
展開可能なシーズ 従来のシステムより優れた、新規で画期的な遺伝子発現調節に用いることのできる発現ベクター、形質転換体、およびそれらを用いた遺伝子発現調節システムを提供する。
目的の誘導物質に結合する抗体さえ取得できれば、どんな物質(タンパク質、有機化学物質、無機化学物質等)をも誘導物質として設定できる。また、DNA結合タンパク質をこれまでに知られている転写因子のそれと置き換えることにより、標的遺伝子配列を自由に変えることができる。さらに、転写調節因子を促進因子または抑制因子とすることによって、遺伝子発現を促進することも抑制することも可能である。
用途利用分野 遺伝子発現調節用試薬、遺伝子発現調節キット
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人神戸大学, . 乾 秀之, 祗園 景子, . 抗体の可変領域を用いた新規な遺伝子発現調節方法. 特開2009-201504. 2009-09-10
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/15     
  • C12N   1/19     
  • C12N   1/21     
  • C12N   5/10     
  • C12Q   1/02     

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