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紅藻のシアニジウム属を培養する培地

シーズコード S120008539
掲載日 2012年2月2日
研究者
  • 黒岩 常祥
  • 八木沢 芙美
  • 岡野 幸雄
  • 黒岩 晴子
  • 三角 修巳
技術名称 紅藻のシアニジウム属を培養する培地
技術概要 クエン酸によって紅藻のシアニジウム属の成長速度が高まることから、ゲル状を維持するため支持体を加えたプレート培地を作製するには、基礎培養体(液体)と支持体溶液、紅藻のシアニジウム属の増殖を早めるクエン酸溶液とをそれぞれ作製し、これらを別々に加熱加圧滅菌処理する。そして、加熱加圧滅菌処理を行った各溶液を放置して冷ましてから混合し、その混合液をシャーレなどの型に流し込んでさらに冷やし固める。これにより、クエン酸濃度が、0.1重量%以上5.0重量%未満である紅藻のシアニジウム属が増殖可能な強酸性である培養培地を作成できる。なお、培地作成の作業は全てクリーンベンチを用いた無菌作業である。
研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 紅藻のシアニジウム属は、温泉に生息する単細胞の藻の一種で、生化学の研究材料としてだけでなく、高温で棲息する生命体の特徴を利用する様々な研究における実験材料として有用である。酸性液体培地のアレン培地において2倍濃度での培養を行っていたが、増殖に時間がかかる。そこで、実験材料として有用な紅藻のシアニジウム属の増殖率を高めて、必要な紅藻のシアニジウム属を効率良く採取することができる培地を提供する。
基礎培養体としてアレン培地を用い、紅藻のシアニジウム属が増殖可能な強酸性を実現し、増殖率が高く、効率の良い培養が可能となり、従来の培地と比べて早く増殖させることができる。さらに、2倍~20倍濃度のアレン培地と同等の成分を含めば、紅藻のシアニジウム属にとって最適な棲息環境を用意することができるので、より増殖率を高めることができる。また、プレート培地は生育した藻類のコロニーを個別に分離して採取することが可能になり、特に、高温の強酸性下では変質してしまいゲル化できないような支持体溶液を利用してプレート培地を形成することができる。
用途利用分野 紅藻のシアニジウム属を効率良く培養できる培地
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人立教学院, . 黒岩 常祥, 八木沢 芙美, 岡野 幸雄, 黒岩 晴子, 三角 修巳, . 紅藻のシアニジウム属を培養する培地. 特開2006-230266. 2006-09-07
  • C12N   1/12     

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