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シゾンを選択的に培養する培地

シーズコード S120008540
掲載日 2012年2月2日
研究者
  • 黒岩 常祥
  • 八木沢 芙美
  • 岡野 幸雄
  • 黒岩 晴子
  • 三角 修巳
技術名称 シゾンを選択的に培養する培地
技術概要 ゲル状を維持するための支持体を用いてプレート状にした培地を作製するためには、基礎培養体(液体)と支持体溶液、アクチン重合阻害剤としてのサイトカラシン溶液とをそれぞれ作製し、これらを別々に加熱滅菌処理する。そして、加熱滅菌処理を行った各溶液を混合するが、混合する前にそれぞれ別々に、所定温度まで冷ますようにする。そして、上記混合液をシャーレなどの型に流し込んでさらに冷やし固める。なお、培地作成の作業は全てクリーンベンチを用いた無菌作業である。
研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ シゾン(Cyanidioschyzon merolae)は、温泉に生息する単細胞の藻の一種で、真核細胞の基本原理の謎に迫るための実験材料として最適で、実験材料としてのシゾンを効率良く培養する必要性が生じる。しかし、強酸性の液体培地のアレン培地を利用してシゾンを培養する場合に、同じ生息環境にいる藻類やカビの混入が起こる可能性がある。そこで、他の生物の混入を防止して、シゾンのみを選択的に培養することが可能な培地を提供する。
全ての真核細胞はアクチンタンパク質からなる収縮リング(アクチンリング)を利用して細胞分裂を行うが、シゾンの細胞分裂がアクチンタンパク質を利用していないため、培地にアクチン重合阻害剤を含めばアクチンタンパク質の合成が阻害され、アクチンリングを利用して細胞分裂を行う生物は増殖ができず、シゾンは、アクチン重合阻害剤によって増殖が抑制されることがない。アクチン重合阻害剤を含むとともに、シゾンの増殖が可能な強酸性な培地により、この培地ではシゾンだけが選択的に培養できる。
用途利用分野 シゾンのみを選択的に培養することが可能な培地
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人立教学院, . 黒岩 常祥, 八木沢 芙美, 岡野 幸雄, 黒岩 晴子, 三角 修巳, . シゾンを選択的に培養する培地. 特開2006-230267. 2006-09-07
  • C12N   1/12     

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