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生理活性物質を含む樹脂組成物とその製造方法

シーズコード S120008542
掲載日 2012年2月2日
研究者
  • 依田 智
  • 大山 秀子
技術名称 生理活性物質を含む樹脂組成物とその製造方法
技術概要 ガラス転移温度40℃以上の、好ましくはラセミ体状ポリ乳酸及びグリコール酸から選ばれたことを特徴とする樹脂組成物で、生理活性物質としては、疾病の予防、治療における有効性及び安全性が確認されているものである抗がん剤、免疫抑制剤、抗生物質、抗リウマチ剤、抗血栓薬、還元酵素阻害剤、ACE阻害剤、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、NO供与剤、抗高脂血症薬、抗炎症剤、抗酸化剤、などを添加できる。これらの薬剤は、有機液体又は超臨界二酸化炭素に溶解して、これをポリマー基材へ含浸させる技術が検討された。高圧下で液体状態、又は臨界温度、臨界圧力以上で超臨界状態にある二酸化炭素が特に好ましい液体であった。
画像

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研究分野
  • 医用素材
展開可能なシーズ 形状セット性、引張強さ等の機械的、物理的に良好な特性を有する材料として、ポリ乳酸らに代表されるポリエステルに、外力からのエネルギーを吸収するために低ガラス転移温度を有する生分解性ポリマーを添加する方法を検討した。共重合体を構成する成分のガラス転移温度間で自由にガラス転移温度を調整できる均一相を形成するランダム共重合体を用いて、生分解吸収性樹脂組成物を創出し、その良好な機械的性質を確認した。本発明は、生分解性の樹脂組成物に付与された形状セット性や機械的性質の好ましい物性を維持しながら、更にこの樹脂組成物に生理活性物質を含有させ、樹脂に種々の機能性を付与する医療用材料を提供する。
形状セット性、引張強さなどの機械的性質が良好な特性を有する樹脂に、各種薬物(生理活性物質)を含有させることができるため、優れた医療材料を提供することができる。本樹脂組成物によって種々の生体内に留置する医療器具を製造することができる。本発明の樹脂組成物を用いて医療器具を製造すれば、生分解性ポリマーの分解過程を利用して薬剤の徐放を行わせることができ、従来の医療器具が有していた2次的疾患や磁気の影響の問題も解決することができる。
用途利用分野 生体内埋込型治療具、体内消滅型ステント、生体組織縫合具、ガーゼ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, 学校法人立教学院, . 依田 智, 大山 秀子, . 生理活性物質を含む樹脂組成物とその製造方法. 特開2008-179788. 2008-08-07
  • C08L  67/04     
  • C08J   3/205    
  • C08J   5/00     
  • A61L  31/00     
  • C08K   5/00     

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