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スチレン系熱可塑性エラストマーの中空マイクロカプセルおよびその製造方法

シーズコード S120008543
掲載日 2012年2月2日
研究者
  • 竹村 文男
  • 大山 秀子
技術名称 スチレン系熱可塑性エラストマーの中空マイクロカプセルおよびその製造方法
技術概要 本マイクロカプセルは、ポリスチレンブロックおよびポリオレフィンブロックを含むスチレン系熱可塑性エラストマーの連続相で囲まれた殻により、外部と連通しない独立気泡が内包され、空隙率が10~95%である構造を有する。スチレン系熱可塑性エラストマーは、GPCによるポリスチレン換算の数平均分子量が10000~200000の範囲であり、重量平均分子量が30000~400000の範囲である。ポリスチレンブロックは、スチレン、α-メチルスチレン、β-メチルスチレン、α-エチルスチレン、o-メチルスチレン、m-メチルスチレンおよびp-メチルスチレンの内の一つで構成することが好ましく、ポリオレフィンブロックは、エチレン、プロピレン、ブチレン、ブタジエン、イソプレンおよびエチン(アセチレン)の内の一つで構成することが好ましい。マイクロカプセルの製造方法は、スチレン系熱可塑性エラストマーを含む水難溶性の液体に気体を導入し、気体を導入した該水難溶性の液体を水中に分散させた後、該分散液中に気泡を発生させ、発生した気泡の周囲に該スチレン系熱可塑性エラストマーを凝集及び沈着させることによりマイクロカプセルを得る。
画像

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研究分野
  • コロイド化学一般
  • 重合反応一般
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 大きい空隙率を有し、軽量で、かつ高い柔軟性、弾性を有し、さらに安価で、用途拡大を図った中空マイクロカプセルおよびその製造方法を提供する。
本発明マイクロカプセルは、スチレン系熱可塑性エラストマーの殻構造を有し、独立気泡による空隙率が10~95%で、目的の中空マイクロカプセルを達成できるものであり、衝撃吸収材料、低誘電率材料、あるいは安全タイヤの材料としての用途が可能で、特に、高圧下で大変形が可能であるので、安全タイヤの材料としてタイヤ内に内蔵するのに適している。安全タイヤに使用した場合、正常走行時には、タイヤ内が高圧であるために、タイヤ内の中空マイクロカプセルは大変形し、パンク時には、タイヤ内が減圧状態となるために、中空マイクロカプセルが大変形から回復し、遠心力でタイヤ破損に集中してその破損部分を被覆する。そのため、該タイヤもそれ以上のガス漏れが少なくなるために、その形態が十分に保持され、パンク後も車両がかなりの距離を走行することが可能となる。
用途利用分野 感熱記録材料、電子写真受像材料、化粧料材料、安全タイヤ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 学校法人立教学院, . 竹村 文男, 大山 秀子, . スチレン系熱可塑性エラストマーの中空マイクロカプセルおよびその製造方法. 特開2009-207973. 2009-09-17
  • B01J  13/04     
  • B60C   7/10     
  • B60C   7/12     
  • B60C  17/06     
  • C08J   3/12     

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