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ケラチンフィルムを用いた毛髪損傷度測定方法

シーズコード S120008583
掲載日 2012年2月3日
研究者
  • 川副 智行
  • 渡辺 智子
  • 藤井 敏弘
技術名称 ケラチンフィルムを用いた毛髪損傷度測定方法
技術概要 毛髪を蛋白質変性剤および還元剤により溶解させた毛髪ケラチン蛋白質溶液と、展開用溶液とを接触させ、乾燥させた後に得られるケラチンフィルムを用いて、毛髪処理剤による毛髪損傷度を測定する。この測定方法において、蛋白質変性剤が尿素および/またはチオ尿素であるのが良い。また、展開用溶液が過塩素酸溶液、グアニジン塩酸溶液、酢酸緩衝液、酢酸溶液から選択される1種または2種以上であることが好適である。また、還元剤が2-メルカプトエタノール、ジチオスレイトール、チオグリコール酸から選択される1種または2種以上であるのが良い。また、毛髪処理剤はブリーチ剤、ヘアカラー剤、毛髪洗浄剤から選択される1種または2種以上である。そして、測定方法は、ケラチンフィルムを毛髪処理剤に接触させ、毛髪処理剤接触後のケラチンフィルムを還元剤または変性剤溶液に接触させ、タンパク質を抽出する。そして、抽出液におけるタンパク質量を測定する。損傷の程度が大きいほど、界面活性剤溶液に溶出するタンパク質量が増加するため、フィルムに接触後回収した界面活性剤溶液中に含まれるタンパク質量から損傷度を判断する。
画像

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研究分野
  • 質量,密度,比重の計測法・機器
展開可能なシーズ 近年、種々の要因によって引き起こされる毛髪の損傷に関する研究が盛んに行われており、その損傷度を測定することが求められている。毛髪は簡単に採取できる生体試料であり、加工・処理も容易であることから、毛髪損傷度を測定する手法として、毛髪の損傷に伴う毛髪の物理特性の変化を測定するものが多い。測定値のばらつきが改善され、簡便な毛髪処理剤による毛髪損傷度の測定方法を提供する。
測定値のばらつきがなく、毛髪処理剤による毛髪損傷との相関性に優れた毛髪損傷度の測定を簡便に行うことが可能となる。そして、ケラチンフィルムの調製に用いる毛髪は由来・外観に関わらず、いずれの毛髪・動物体毛からもケラチンフィルムを調整することができ、ヘアカラー剤及び界面活性剤水溶液(洗浄剤)の組み合わせによる毛髪損傷度の測定方法を適用することができる。
用途利用分野 毛髪処理剤、ケラチンフィルム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社 資生堂, 国立大学法人信州大学, . 川副 智行, 渡辺 智子, 藤井 敏弘, . ケラチンフィルムを用いた毛髪損傷度測定方法. 特開2009-300191. 2009-12-24
  • G01N  33/50     
  • G01N  33/68     

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