TOP > 技術シーズ検索 > 2光子励起蛍光観察方法及び装置

2光子励起蛍光観察方法及び装置

シーズコード S120008676
掲載日 2012年2月8日
研究者
  • 磯部 圭佑
  • 須田 亮
  • 緑川 克美
  • 神成 文彦
  • 宮脇 敦史
技術名称 2光子励起蛍光観察方法及び装置
技術概要 広帯域パルスの位相変調関数として、光源の全波長帯域において励起エネルギーが最も大きくなる第1の位相関数φc(ω)と小さくなる第2の位相関数φd(ω)とを組み合わせる。励起したい蛍光分子の2光子吸収断面積が大きな波長帯域1には第1の位相関数を、蛍光を抑制したい分子の2光子吸収断面積が大きな波長帯域2には第2の位相関数を用いて選択的励起を行う。さらに、第1の位相関数に0から1の割合で第2の位相関数を加算した位相関数を与え、その割合を波長帯域1と2で各々調整することにより、2種類の蛍光分子から発生する2光子励起蛍光強度を独立に制御する。顕微鏡15に入射したレーザー光は、試料容器32中の試料に集光され、2光子励起過程で試料中の蛍光分子から蛍光を発生させる。試料容器32を通ったレーザー光はショートパスフィルター33によって励起光が除去され、ダイクロイックビームスプリッター34により2つに分割され、一方のレーザー光は、光電子増倍管37で検出され、他方のレーザー光は、光電子増倍管38で検出される。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2008-177267_1.GIF thum_2008-177267_2.GIF
研究分野
  • 分光分析
展開可能なシーズ 生命現象の解明において重要なタンパク質分子間相互作用の可視化においては、マルチカラーイメージング、蛍光相互相関分光法と蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)イメージングが必要不可欠である。マルチカラーイメージングや蛍光相互相関分光法では複数種類の蛍光分子を同時に2光子励起する必要があり、FRETイメージングでは一種類の蛍光分子のみを選択的に2光子励起する必要がある。広帯域パルスレーザーを用いた2光子励起蛍光観察において同時励起、選択的励起の切り替えが可能なレーザーパルスの位相変調法を提案する。
選択的励起だけでなく、2光子励起蛍光強度も独立に制御した同時励起が可能となる。これまでマルチカラーイメージングでは、試料作成時において生じる複数種類の蛍光分子濃度差による発光強度の差が問題となっていたが、この問題も解決できる。
用途利用分野 2光子励起蛍光観察装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人理化学研究所, . 磯部 圭佑, 須田 亮, 緑川 克美, 神成 文彦, 宮脇 敦史, . 2光子励起蛍光観察方法及び装置. 特開2010-014677. 2010-01-21
  • G01N  21/64     

PAGE TOP